約 969,255 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/7043.html
照「京ちゃん。もうすぐバレンタインだからチ○コちょうだい」 菫「なぜそこを伏せ字にした」 淡「京太郎!チ○コをだせー!」 菫「お前も真似するな!!」 誠「京太郎、竿出して」 菫「お前は何を考えて、いや普通に釣りに行こうとしただけか、うん」 尭「京君、お茶に合うチョコ作りたいから、この後うちに来る?両親はいないから気を使わなくていい」ズズ 菫「いっそ清々しいなお前は」 照「須賀だけに」 バレンタインまでまだ日があるのに賑やかそうな白糸台
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3258.html
京太郎は白糸台で 【全国大会にて】 照「ごめんね京ちゃん、重くない?」 京太郎「大丈夫です、照さん軽いから気にしないでください」おんぶ中 照「でも、いつも迷惑かけてるから…」 京太郎「もうなれちゃいましたよ」ハハッ 照「…うん…ごめんね」 京太郎「好きでしている事ですから…しっかりつかまって下さいね?」 照「うん…(京ちゃんの背中大きいなぁ…昔は咲よりちっちゃかったのに…)」ギュ 京太郎「照さん?」 照「あ、ごめんね、ちょっと考え事してた…」アセアセ 京太郎「そうですか?ならいいんですけど」 照「(そういえば昔は私が京ちゃんおんぶしてたなぁ…)」ウツラウツラ きょうたろう「うぅはずかしいよ照ちゃん…」 てる「気にしない…膝すりむいた京ちゃんに拒否権はない」おんぶ中 さき「大丈夫、京ちゃん?」 きょうたろう「だいじょ……やっぱいたい…」ヒリヒリ てる「元気なのはいいけど怪我しないようにね二人とも」 さき「は~い」 きょうたろう「…」コクリコクリ てる「京ちゃん?」 きょうたろう「くぅ~」Zzz~ さき「京ちゃん寝ちゃった」 てる「ふふっ起しちゃだめだよ咲?」 さき「うん!でもおねえちゃん大丈夫?重くない?」 てる「大丈夫、私はお姉ちゃんだから!」 京太郎「…さん………るさん……照さんホテル着きましたよ」 照「ふぁ…あ、ごめん京ちゃん寝ちゃってた…」 京太郎「疲れてるなら、しょうがないですよ、あっ」 淡「あー!キョータロー帰って来たよ菫」 菫「見ればわかる、あんまり騒ぐな…照も一緒か、どうした?」 京太郎「照さん転んで足ひねったみたいで、氷あります?」 菫「そうか、フロントに頼んでおこう、大丈夫か照、部屋まで行けるか?」 照「…ちょっと辛い」 京太郎「じゃあこのまま部屋まで行きますよ良いですか菫さん?」 菫「あぁ頼む、淡、案内してやれ私は氷を頼んでくる」スタスタ 淡「…テルーずるい!キョウタロー後で私にもやって!」 照「ここは私の特等席だから…ダメ」 淡「え~なんで~」ブーブー 照「それはね…」 照「私はお姉ちゃんだから!」 カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2103.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1359274594/ 優希「リーチだじぇ!」 咲「うーん……」 京太郎(うへへ…………) 和「…………」 京太郎「…………」 和「須賀君」 京太郎「な、何だ?」 和「気付いてますからね、視線」 優希「京太郎、またのどちゃんのおっぱい見てたのか!」 京太郎「ななな何のことだ!? 俺にはサッパリ……」 久「須賀君。女子はそういう視線、結構敏感なのよ」 まこ「呆れたもんじゃ……」 咲「京ちゃん……サイテー」 京太郎「うぐぐ……」 京太郎「し、仕方ないだろ! 男なんだから、見るなという方が無理だっての!」 まこ「逆ギレかい!」 和「……そんなことを言われましても、正直気持ちのいいものではないです」 和「ですから、私の胸を見るのはもうやめて下さい」 京太郎「う、うぅ……」 まこ「まぁ京太郎の理屈もまるで分からんわけじゃないが、和がこう言ってるんじゃ」 久「そうね。県大会も控えているわけだし、ここで和に変な影響出たら困るものね」 京太郎「で、でも……和の胸を見るななんて、俺にとっては拷問も同然で……」 久「駄目よ。少なくとも大会がひと段落するまでは、須賀君は和の胸を見るのは一切禁止ね」 京太郎「そ、そんな……」 優希「仕方ない! 可哀想な京太郎には、私のおっぱいを見ることを許可してやるじぇ! 感謝するじょ!」 京太郎「無いものは見れねぇだろ」 優希「なにをー!」 咲「京ちゃん、どうでもいいけどそれロンね」 ・ ・ ・ 京太郎「はぁ……とんでもないことになっちまった……」 京太郎「和のおっぱいを見ずに過ごせなんて、どうすりゃいいんだよ……」 京太郎「俺の……俺の毎日の生き甲斐が……」 京太郎「…………」 京太郎「寝るか……」 優希「ロンだじぇ!」 京太郎「うぅ、またか……」 咲「京ちゃん、どうしたの? 死んだ魚のような目をしてるけど」 優希「どうせ、のどちゃんのおっぱいを見るなって言われた後遺症だじぇ」 京太郎「そ、そんなこと……」チラッ 和「須賀君」 京太郎「は、はいぃ!」 優希「やっぱり見てるじゃないか、このエロ犬め!」 まこ「やれやれ……」 ・ ・ ・ 京太郎「…………」パラパラ・・ 京太郎「ダメだ、エロ本なんかじゃ満足できねぇ……」 京太郎「和くらいデカい子も全くいないわけじゃないが、所詮本は本。リアルの和には勝てねぇ……」 京太郎「おっぱい……和のおっぱい……」 京太郎「和のおっぱいが、見たい……」 京太郎「……寝よう」 優希「よーし、今日も犬をボッコボコにしてやるじぇ!」 咲「京ちゃん、大丈夫? ゾンビみたいになってるけど」 京太郎「は、はは、大丈夫さ……ボールとか目玉焼きとか、あらゆる丸い物がおっぱいに見えてるだけで……」 久「全然大丈夫じゃないでしょ、それ」 まこ「そんなに和の胸に執着しとったんか……哀愁すら感じるのぅ」 和「男子って、こういうものなんですか……?」 久「いや、これはちょっと変態の域に達してるわ」 京太郎(くそっ、和のおっぱいを見られないことが、こんなに辛いなんて……) 京太郎(でも見たら咲や優希にどやされるし、和も嫌がってるし……) 京太郎(麻雀もオーラスでダントツ4位、いつもながらボロボロだ……) 京太郎(これが、この世の地獄ってやつなのか……) 京太郎(はぁ…………) 京太郎(……………………) 京太郎(…………ん…………) 京太郎(…………あれ?) 京太郎「ちょっと待ってくれ。みっつずつ、みっつずつ……」 優希「何いきなり、初心者みたいなことやってるんだじぇ」 咲「まぁ、京ちゃんは初心者だけどね」 京太郎「……ツモ。清一ツモタンヤオ平和、えーと……二盃口もか。三倍満かな?」 和「えっ!?」 優希「なっ……まっ、捲られた!?」 京太郎「おぉ、3確だけど門清なんか初めて和了ったぜ!」 和「凄いじゃないですか! 素敵な手ですよ、須賀君!」 まこ「ローカルルールでは、大車輪ちゅう役満とも扱われる手じゃのう。見事じゃ」 優希「うぐぐ……も、もう一回だじぇ!」 京太郎「と、飛んだ……」 和「今度は南場まで、もちませんでしたね……」 咲「京ちゃん、ドンマイ……」 優希「はっはっはー、思い知ったか!」 京太郎「麻雀も駄目、和のおっぱいも駄目……俺なんか、生きる価値は……」 和「まだそんなこと言ってるんですか……」 久「……ねぇ、あなた達。もう一回だけ、打ってみてくれる?」 京太郎「え……」 咲「いいですけど……何かあったんですか?」 久「……ちょっと、気になることがね」 京太郎「ラスった……」ズーン 咲「きょ、京ちゃん、今度は飛んでないだけマシだよ」 和「あまり慰めになっていませんよ、それ……」 優希「京太郎は振り込みすぎだじぇ。せっかくまた門清和了ったのに、勿体ないじぇ」 久「……間違いないわ、須賀君」 京太郎「何がですか?」 久「あなたは、異能の力を身につけてるわ」 優希「京太郎が? どういうことだじぇ?」 久「まこ、あなたは後ろで見てて気付いたでしょ」 まこ「ん……ツモも配牌も、かなり筒子に偏ってたとは感じたが、まさか……」 久「そう、筒子を引き寄せる力。それこそが須賀君の能力よ!」 京太郎「筒子を……? 確かに今回はよく筒子を引きましたが、そんなこと今まで……」 咲「たまたまじゃないんですか? 京ちゃん、今までそんな筒子を引くなんて……」 久「須賀君、これを見てくれる?」ジャラジャラ 和「これは、筒子……ですよね」 久「これ、別の何かに見えないかしら?」 和「別の何かって言っても、筒子は筒子としか……」 京太郎「……おっぱい……」 和「へ?」 京太郎「おっぱいだ……おっぱいに見える……」 優希「きょ、京太郎?」 久「須賀君は毎日の糧とも言える、和の胸を見ることを禁止された。その結果、禁断症状を起こした」 久「あらゆる丸い物が胸に見え、それを欲するパワーが麻雀へ向かった」 久「そして、須賀君は身につけたのよ! 丸い牌……筒子を、その手に引き寄せる力を!」 まこ「なんじゃそりゃあ!」 和「そ、そんなオカルトありえません!」 京太郎「お、俺にそんな力が……」 優希「エロパワー、恐るべしだじぇ……」 咲「でも、本当だとしたら凄いよ。毎局清一を狙えるかもしれないよ、京ちゃん」 久「いいえ、まだよ。後ろで見てたけど、まだまだ毎局清一や混一というレベルには遠いわ」 久「だから、須賀君。あなたはこれから先、この力を徹底的に鍛えてもらうわよ」 京太郎「で、でも鍛えるって言ってもどうすれば……」 久「考えがあるわ。和、ちょっといいかしら」 和「何ですか?」 久「頼みがあるんだけど、明日ね……」 翌日 和「な、何でこんなっ……!」プルプル 久「須賀君を鍛えるためよ。和だって、須賀君に大会で勝ってもらいたいでしょ?」 和「そ、それはそうですけど……」 久「それに、今は夏なんだし寒くはないはずよ。上半身だけにしてあげてるし」 和「そういう問題じゃありません! いくら須賀君のためだって……」 和「どうして、水着で対局しなければならないんですかっ!」 久「より須賀君に胸をアピールすることで、それを我慢できた際の見返りも大きくなると踏んだの」 和「だ、だからって……こんな露出の多い……」 京太郎(う、うおお! 水着で胸元がモロに強調されて……) 優希「見るんじゃないじぇ!」 スパーン! 京太郎「痛ぇっ!」 優希「のどちゃんのおっぱいに視線を動かしたら、このハリセンが黙ってないじぇ!」 久「そういうこと。須賀君は絶対に和の胸を見ないように過ごしてね」 京太郎「拷問ですよ、これは!」 まこ「和も我慢してるんじゃ。我慢せぇ、京太郎」 咲「京ちゃん、エッチな男の子は嫌われるよ」 京太郎(ぐぐ……確かに筒子は配牌でもツモでもバンバン入ってくるが……) 京太郎(……………………)チラッ スパーン! 京太郎「ぎゃあっ!」 優希「また見たな、このエロ犬め!」 和「須賀君……」 京太郎「そんな目で見ないでくれ、和!」 京太郎「み、みっつずつ、みっつずつ……ツモ、鳴き清一のみ満貫……2位だ……」 久「うん、やっぱり筒子の率は以前より高まってるわ。この調子でいくわよ」 京太郎「ま、まさかこれ大会までずっと……」 久「当然よ。和もね」 和「やっぱり私もですか!?」 まこ「元々は、和に変な影響出るかもってことで胸を見るなって言ったような……」 久「こうなったら話は別よ。和はなんだかんだで、本番ではいつもの力を発揮できるだろうし」 京太郎「…………」チラッ スパーン! 京太郎「うぎゃあ!」 数日後 京太郎「え、えーと……ロン! 門清!」 和「……当たり牌ではありませんよ、これは」 京太郎「え、マジで……えーと……あ、マジだ」 咲「また? これで何回目なの……」 久「うーん、困ったわね……須賀君の力は、確かに凄いものなんだけど……」 まこ「その肝心の使い手が、これじゃのう……」 京太郎「面目ないです……」チラッ スパーン! 優希「また見たな、このエロ犬め!」 和「須賀君……」 京太郎「だ、だって! 無理だろこれは!」 久「それにしても染め手はただでさえ待ちが複雑。須賀君が間違えるのも無理はないけど……」 まこ「こんなにチョンボを連発しているようじゃあ、大会で勝ち進むなんぞ夢のまた夢じゃのう」 優希「しかも危険牌もバンバン切るから、振り込み放題だじぇ」 久「やっぱりここは、そのあたりの適切な打ち方を指導する先生が必要ね」 京太郎「先生……ですか」 久「そう。待ちやテンパイの取り方、押し引きのタイミング。そのあたりを身につければ、今よりも圧倒的に強くなるわ」 咲「となると……そういうことに強そうな人っていうと……」 咲「…………」チラッ 久「…………」チラッ 優希「…………」チラッ まこ「…………」チラッ 和「……わ、私ですか!? 染め手なら、染谷先輩とかの方が……」 久「和の胸に身近に接して、それを我慢すれば効果が上がるはずだから和にお願いするわ」 和「……はぁ、仕方ありませんね……」 京太郎「…………」チラッ スパーン! 優希「どさくさにまぎれて見るなっ!」 京太郎「ば、バレた!?」 和「やっぱりお断りしてもいいですか!? あと、水着ももう止めていいですか!?」 久「どっちもダメよ♪」 ・ ・ ・ 和「はぁ……何だか大変なことになってしまいました……」 和「そもそも筒子が集まるなんて、そんなの偶然に決まってます」 和「でも、もしそんな偶然が何度も起こるのだとしたら……」 和「今の須賀君が学ぶべきことは……うーん、何から始めたものでしょう」 和「今までの須賀君の打ち回しを考えるに……」 和「…………」 京太郎「こんにちはー。みんなお揃いですか?」 久「ええ、早速先生から話があるみたいよ」 京太郎「先生って……和か?」 和「須賀君に、お渡しするものがあります」 京太郎「何だ?」 ドサドサ 和「ネットから拾ったり私が自作したりした、清一や混一のテンパイ状態を記録したものです」 和「須賀君にはこれを全て、待ち牌がわかるくらい上達してもらいます」 京太郎「こ、これを全部!?」 和「いくら高い手でも、待ち牌がわからない限り意味がありません。しかも染め手は待ちが複雑になりやすいです」 和「須賀君が偶然にも染め手がよく入るというのなら、このくらいはわからないと戦えません」 京太郎「マジかよ……」 和「ではせっかくですし実際に牌を使って、一問目からやっていきましょうか」 京太郎「え、えっと……みっつずつ、みっつずつ……」 和「そんなこと本番でやってたら、テンパイ状況が丸わかりですよ。いいですか、コツは端牌を……」 京太郎「…………」チラッ スパーン! 和「須賀君!」 京太郎「ご、ごめんなさーい!」 久「じゃ、私たちも打ちましょうか」 咲「京ちゃん、頑張って!」 和「ふぅ……今日はここまでにしておきましょうか」 まこ「そっちはどんな具合じゃ?」 和「……正直、相当急がないと大会には完成させられません。教えることは沢山あるので」 京太郎「は、はい……」 久「須賀君、大変だろうけどめげずにね!」 優希「のどちゃんも、水着を着てまでやってるんだしなー!」 和「み、水着は仕方なくですからね!」 ・ ・ ・ 京太郎「くそっ、辛すぎるぜ……和のおっぱいがすぐ横にあるのに、視線を向けることも許されないなんて……」 京太郎「正直ここまでして勝ちたいのかっていうと、俺自身もよくわからねぇし……」 京太郎「こんなに大量の問題に取り組まなきゃいけないなんて、面倒くせぇし……」 京太郎「和の奴も、俺なんかのためにわざわざこんなに頑張らなくても……」 京太郎「俺なんかの、ために……」 京太郎「……………………」 京太郎「もう少しだけ解いておくか、これ……」 和「個人戦まではあと二週間もない……」 和「須賀君が強くなるためには、次は何を……うーん、これでしょうか……いや、これも……」 和「今日も、少し寝るのが遅くなりそうですね……」 京太郎「えっと……147筒待ち、かな……?」 和「正解です。待ちはずいぶんわかるようになりましたね」 まこ「どうじゃ、順調か?」 和「待ちに関しては、完璧とまでは言いませんがそれなりに……ただ、他のことが全然手がついてなくて……」 和「手変わりや押し引きなど、他にもいっぱい覚えることはあるんです」 久「大会はもうすぐよ。大丈夫なの?」 京太郎「任せて下さい!」チラッ スパーン! 和「須賀君!」 京太郎「はい、すいません……で、今日は何を……」 和「そうですね、今日は……」 和(須賀君はああ言ってるけど……) 和(正直なところ、このペースでは……とても、大会までに全ては……) 和(どうしましょう……) 京太郎「え、えっと……ロン!」 咲「……京ちゃん、3筒切ってるでしょ。フリテンだよ」 京太郎「え……あっ、そうか! しまった、手変わりの時にこっちのが広そうだなって思ったら……」 まこ「おいおい、もう今週じゃぞ? 大丈夫なんか?」 和(やっぱり、無理ですね……攻めるべきところでオリたり、手変わりでフリテンに取ったり、ミスが多すぎます) 和(私がこれ以上、教えられること……須賀君の力で、できること……) 和(……………………) 和「すいません、もう一局須賀君と打っていただいてもいいですか?」 咲「え? 構わないけど……」 和「須賀君、ちょっとお話があります」 京太郎「どうしたんだ、和」 和「ハッキリ言って、須賀君の今の打ち方では大会で勝ち抜くことは難しいです」 京太郎「まぁ、能力頼りの初心者麻雀だからな……でもそのために、和が色々教えてくれてるから……」 和「ですが、このままでは大会には完成は間に合いません」 京太郎「……うぅ……」 和「ですから、別の作戦を試してみましょう。私が今まで言ったこと、いったん全部忘れてください」 京太郎「へ?」 和「いいですか、よく聞いてください。まずは……」 京太郎「……ツモ! 混一ツモドラドラ、6000オール! 逆転トップだ!」 まこ「うわっ、マジかい!」 優希「きょ、京太郎がトップだって……信じられないじぇ……」 咲「京ちゃん、凄いよ!」 京太郎「和! 初めてトップを取ったぜ!」 和「ええ、やりましたね! これなら本番でも、もしかするともしかするかもしれませんよ!」 京太郎「これも全部和のおかげだぜ、ありがとな!」チラッ スパーン! 和「だから見ないでください!」 京太郎「はい……」 まこ「でも、やるのぅ。新作戦がうまくハマったようじゃの」 咲「せっかくだし、京太郎も代表を狙おうよ。京ちゃんには、もうその力があるはずだよ!」 久「そうよ! もし代表になったら、和に好きなことを命令していいわよ!」 京太郎「す、好きなことを!?」 和「何言ってるんですか!」 久「今まで溜まった分、思いっきり発散しないと。和のおっぱいを鷲掴みにさせてくれーとか」 和「ぶ、部長!?」 久「ほら、今なら和も何でもするって言ってくれてるわよ」 和「言ってません!」 京太郎「ほ、本当に何でも……」 久「ええ、部長権限で何とかするわ」 京太郎「じゃ、じゃあ和! お願いだ、もし代表取ったら!」 和「そ、そんなエッチなお願いは……!」 京太郎「次の日曜、デートしてくれ!」 和「……え?」 和「で、デート……?」 京太郎「だ、ダメか……?」 和「う……うーん……」 久「…………」 まこ「…………」 優希「…………」 咲「…………」 和「……ま、まぁ……そのくらいなら……」 京太郎「ほ、本当か!?」 咲「よかったね、京ちゃん」 優希「のどちゃん、やめた方がいいじぇ。きっと途中で襲われるじぇ」 京太郎「お前は俺を何だと思ってるんだ!」 和「い、言っておきますけど、代表を取れたらですからね! 取れなかったらダメですよ!」 京太郎「大丈夫だ! 和のおっぱいもエロ本も全部封印したんだ、俺に敵はない!」 久「その意気よ、頑張りなさい」 まこ「代表取れるといいのぅ、京太郎」 そして大会当日 京太郎(さて、いよいよか……) 京太郎(ここまで死ぬ気で、和のおっぱいを見るのを耐えてきたんだ……いや時々は見てたけど……) 京太郎(この蓄積したおっぱいパワーを、全部ぶつけてやる!) 「「「「よろしくお願いします」」」」 京太郎(よし、5巡目で門清テンパイだ……待ちは、346筒。さすがに警戒もされてないはず) 京太郎(……次のツモも筒子! 手変わりのチャンスだが……) 京太郎(いやいや、ここは和が教えてくれた作戦を思い出せ……) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 和『ですから、別の作戦を試してみましょう。私が今まで言ったこと、いったん全部忘れてください』 京太郎『へ?』 和『いいですか、よく聞いてください。まずは……手変わりに関してです』 京太郎『手変わり?』 和『はい。須賀君のミスで最も目立つのは、手変わりの時です』 和『待ち牌を多くしようと思ったらフリテン受けになったり、逆に少ない待ちにしてしまったりしています』 京太郎『あぁ……門清の手変わりとかは言われた通り勉強してるんだが、やっぱりどうしても混乱して……』 和『それを完璧にするのは、もう大会には間に合わないでしょう。ですから、考えることは一つだけです』 和『三門張以上のテンパイなら、手変わりは考えない。和了り牌以外は、オールツモ切りでいきましょう』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 京太郎(俺に筒子を引き寄せる力があるなら、三門張ならば十分ツモれる) 京太郎(俺の力を知らない奴らなら、こんな早い巡目で張ってるとは誰も思わないからロンも期待できる) 京太郎(ここは、もう手牌チェンジは考えない。そうすれば……) 京太郎「ツモ! 門清ツモドラ1、4000・8000!」 モブ1(なっ……!) モブ2(8巡目で門清だと!?) モブ3(くそっ、運のいい奴め……!) モブ1「取り返すぜ! リーチ!」 京太郎(きた……) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 和『それともう一つ、オリることは考えないで下さい』 京太郎『え、でもそれじゃ振り込みまくるんじゃ……』 和『でしょうね、でも構いません。須賀君の火力から、必ずそれ以上の点を取り返すことができます』 和『勝てる手でオリるのが最悪です。ならばもう多少の振り込みは覚悟の上、全ツッパしましょう』 和『もちろん本当は攻めるべきところで攻め、オリるべきところではオリるのが最善ですけどね』 京太郎『俺にはちょっと大会までには難しそう……ってわけか。なるほど、やってみるぜ!』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ モブ1「ロン、7700!」 京太郎(くっ、当たり牌掴まされちったか……でも、問題ない!) 京太郎「ロン、12000!」 モブ1(ま、また筒子の清一だと!?) モブ2(馬鹿な、まだ6巡目だぞ……) 京太郎「ツモ、4000オール!」 モブ3(こ、今度は門混!?) モブ1(何なんだ、こいつは……!) 和『三門張以上は手変わりを考えない。オリることはしない』 和『この二つさえ守れば、きっと……』 京太郎「……ツモ」 モブ2(ま、またこいつか!?) モブ3(何だ!? また染め手か!?) 京太郎「……門清は、部活で何回も和了ってきたが……」 京太郎「さすがにこれは、初めてだぜ」 パタタタタ・・・・ 和『今の須賀君に勝てる人は、そうそういません』 京太郎「九蓮宝燈。16000オールの一本場は、16100オール」 咲「あ、京ちゃん」 京太郎「お、みんなお昼か?」 優希「京太郎、調子はどうだー?」 京太郎「おう、絶好調だ! ありがとな、和! これも全部お前のおかげだぜ!」 和「そ、そんな……須賀君の努力あってこそですよ」 久「強さの根源は、和の胸だけどね」 和「は、恥ずかしいからそれを言わないでください!」 まこ「こりゃ和とのデートも見えてきた感じかのぅ」 和「……代表取ったらですからね」 京太郎「そろそろ行かないと。それじゃ、みんなも負けるなよ」 和「あ、須賀君!」 京太郎「ん?」 和「そ、その……頑張ってください!」 京太郎「……! あぁ、和もな!」 優希「咲ちゃん、和ちゃん! 代表おめでとうだじぇ!」 咲「ありがとう、優希ちゃん」 久「私はちょっと届かなかったわ。全国でも頑張ってね、二人とも」 和「……須賀君はどうですか?」 まこ「おや、自分のことより京太郎が気になるようじゃの?」 和「そ、そういうんじゃ……」 久「須賀君は上位4人に残ってるわ。次の最終戦で勝てば、代表決定よ」 和「そうですか……次、勝てば……」 京太郎(咲と和は代表を取った。二人とも、さすがだな) 京太郎(俺もこの決勝で勝てば代表……何としても、勝ちたい) 京太郎(だが……) 「狂気の沙汰ほど面白い……」 「傀……と、呼ばれています。よろしくお願いします」 「さて……打(ぶ)つか」 京太郎(今度の相手は……一筋縄じゃ、行かなさそうだ……) 傀「ロン、8000です」 京太郎「う……」 赤木「ククク……勝負の後は骨も残さない……」 哲也「染め手が得意なようだが、これなら小龍の方が恐ろしい相手だったな」 京太郎(くそっ、わかっちゃいたが遥か格上だ……) 京太郎(もう東場も終わりに近い。点差自体はまだ逆転圏内ではあるが、全然和了れる気がしない……) 京太郎(やっぱり、俺じゃ勝てないのか……?) 咲「あの三人……物凄く、強いです……」 久「まずいわね。今の須賀君には、流れが来てない」 まこ「このままだと、負けてしまうぞ」 和「須賀君……!」 京太郎(……張った、2筒切りでテンパイ) 京太郎(だが、この2筒……何か嫌な予感がする……) 京太郎(いや、でもここから他の切り方はない……今更他の打ち方なんて、したところで……) (須賀君……!) 京太郎(……!) 京太郎(今、和の声が……!) 京太郎(……そうだよな。まともに打ったところで、俺じゃこの三人に勝てるはずもねぇ) 京太郎(だったら……ここは、こうだ!)ダンッ 哲也(……1筒だと!? 俺の2筒待ちを、回避しやがった) 京太郎(そして、次はこれだ) 優希「きょ、京太郎、何やってるじぇ! テンパイを崩して、1筒落としなんて!」 咲「確かに2筒を落としていたら、あの赤木って人に刺さってたけど……」 まこ「京太郎、何考えとるんじゃ……?」 久「さぁ……和はわかる?」 和「……! まさか、須賀君の狙いは……!」 京太郎「……あんたらは、天賦の才があるんだな」 赤木「何をいきなり、藪から棒に」 京太郎「きっと、麻雀の神に愛されたって奴らなんだろう。俺の仲間にも、そういう奴がいるからよくわかる」 傀「…………」 京太郎「気付いての通り、俺は筒子を多く引けるだけの初心者でしかない。神を味方には、つけられなかった」 京太郎「だがな、それでも俺は負けねぇよ」タンッ 哲也(今度は9筒切り……?) 『凄いじゃないですか! 素敵な手ですよ、須賀君!』 京太郎「この手は、素敵な手だって言ってくれたんだ」 『どうして、水着で対局しなければならないんですかっ!』 京太郎「俺なんかのために恥ずかしい思いもして、自分の麻雀時間も削ってくれた……」 『これなら本番でも、もしかするともしかするかもしれませんよ!』 京太郎「俺の……大好きな、子が……」 京太郎「あんたらには、神が味方についてるってんなら……」 ゴッ!! 哲也「おっ、お前……」 傀「……!」 赤木「ククク、見誤ったぜ……ただの三流かと思ったら、ずいぶんと熱い三流だったようだ……」 京太郎「俺には、女神がついてるんだ!」 京太郎「ツモ! 清一ツモタンヤオ平和二盃口、三倍満!」 咲「京ちゃん!」 優希「やったじぇ! これでトップに躍り出たじょ!」 まこ「これであと南場を凌げば、代表じゃな。しかし、何であんな打ち方をしたんじゃろか?」 久「須賀君はあんな当たり牌を止めるなんてこと、できないはずだし……ねぇ、和」 和「…………」 久「和?」 和「あっ、はい。ふ、不思議ですね……」 和(……私には、わかりますよ……あの手、覚えていたんですね……) 和(ありがとう……須賀君) 京太郎(勝てる……勝てるぞ!) 京太郎(今の俺なら、この化け物たちにだって負ける気はしねぇ!) 京太郎(あとは、この差を守り抜いて、和と一緒に全国へ……) 京太郎(……あれ?) 京太郎(何だかいつもより、配牌に筒子が少ないような……たまたまか?) 京太郎(……この局は結局、かろうじてのテンパイ流局だった……) 京太郎(くそっ。配牌だけでなく、ツモにも筒子は以前ほど集まらなかった) 京太郎(まぁ、こういうこともある。次の局に切り替えろ) 京太郎(……! また、いつもより筒子が少ない……!) 京太郎(どういうことだ……) 哲也「リーチだ」 京太郎(くっ……) 京太郎(どうしてだ……どうして、筒子が来なくなった……) 哲也「ロン」 京太郎(これに勝てないと、和と……) 赤木「お、ツモった……」 京太郎(和と……) 京太郎(…………あれ…………) 京太郎(あぁ……そうか、そういうことか……) 京太郎(そりゃあ、来なくなるわけだな……) 京太郎(ここまで、か……) 傀「御無礼、ロンです」 京太郎「……ふぅ……」 京太郎「終わっちまったか……」 京太郎「…………」 久「須賀君、お疲れ様」 京太郎「あ、部長」 久「……惜しかったわね」 京太郎「……ええ。部長こそ、ギリギリだったって聞きましたが」 久「そうね。ところで少し話、いいかしら?」 京太郎「……筒子が来なくなった、理由……?」 久「ええ。あの三倍満を和了った時は、間違いなく須賀君に風が吹いてたわ」 久「でも、あの辺から筒子を引き寄せる力が落ちた……」 京太郎「…………」 久「須賀君には、何か心当たりはあるかしら?」 京太郎「わかってますよ、原因は」 久「え?」 京太郎「元々、俺の筒子を引き寄せる力は、和のおっぱいに対する執着から来ていました」 京太郎「和のおっぱいを見たいという思いが、俺に筒子を集めてくれた」 京太郎「でも、あの時気付いてしまったんですよ。和のおっぱいには、興味がなくなったってことに」 久「え!? 須賀君が!?」 京太郎「全くってわけじゃないですよ。その証拠に、その後もそれなり程度には筒子が来てましたしね」 京太郎「でも以前に比べると、確実に興味は薄れた……いや、それも正確な言い方ではありませんね」 久「……どういうことなの?」 京太郎「以前の俺は、和のおっぱいが大好きでした。おっぱい狂でした」 京太郎「和といえばおっぱい、おっぱいといえば和でした」 久「恥ずかしげもなく、よく堂々と言えるわね……」 京太郎「でも、本当は違ったんです。和のおっぱいには、もうさほど執着してなかった」 久「……?」 京太郎「俺は、原村和という一人の女の子のことを、どうしようもなく好きになっていた」 京太郎「そのことに、気付いてしまったんです」 久「……いわば和の胸に対する執着が、和本人への愛へと変わっていたことに気付いたから……」 京太郎「ええ。筒子を引き寄せる力が、落ちたんでしょう」 京太郎「もはや、たとえ和のおっぱいが小さかったとしても、もう関係ない」 京太郎「俺は……和のことが、好きなんですから」 久「だから、負けたわりには晴れ晴れとしていたわけね……」 京太郎「ま、初心者同然の俺がここまで行けただけでも奇跡ですからね。悔いはありません」 京太郎「ただ……最後の最後、決勝でカッコ悪いところを見せちゃったのが残念ですが。デートもおじゃんですし」 久「……そっか、なるほどね。須賀君は一年よ、まだまだチャンスはあるわ」 久「それまで、みんなで鍛えてあげるわ。来年こそ、行けるようにね」 京太郎「ありがとうございます、部長」 久「じゃ、みんなのところに戻りましょうか」 京太郎「そうですね」 タタッ 京太郎(ん……?) 京太郎(誰か、いたのかな……ま、いっか) 優希「お疲れ様だじぇ、京太郎!」 まこ「惜しかったのぅ」 京太郎「いえ、満足してますよ。あ、二人とも代表おめでとう」 咲「ありがとう、京ちゃん」 和「…………」 京太郎「ん……どうした、和? 顔真っ赤だけど」 和「は、はい! あ、ありがとうございます!」 京太郎「お、おぅ……?」 久「それじゃ、帰りましょうか」 まこ「せっかくじゃ。みんなで何か食べてくか?」 優希「おー!」 咲「よし、私たちも行こっか」 和「…………」 京太郎「ん、どうした和?」 和「カッコ悪くなんか、なかったですよ……」ボソ 京太郎「え? 何か言ったか?」 和「……いえ」 京太郎「大会から一週間……」 京太郎「はぁ~あ、一気に暇になっちまったな……」 京太郎「しょうがねぇ、今日はゴロゴロして過ごすか……」 ピンポーン 京太郎「ん……誰だ、こんな朝っぱらから」 京太郎「はいはい、今出ますよっと」ガチャ 和「おはようございます、須賀君」 京太郎「の、和!?」 京太郎「どうしたんだ、今日は」 和「約束したじゃないですか。大会終わったら、デートするって」 京太郎「え? で、でもあれは代表取ったらって話で……」 和「確かに代表は取れませんでしたが、あそこまで行けば十分ですよ」 和「それとも、今日は都合が悪かったですか……?」 京太郎「い、いや全然、超暇だったぜ! 今すぐ出る!」 京太郎「お待たせ」 和「それと、部長からの伝言があります」 京太郎「部長から?」 和「『大会も終わったんだし、特訓は終了。和が不快にならない程度なら、胸を見てもいいわよ』だそうです……」 京太郎「ま、マジか! よっしゃ、ついにか!」 和「須賀君……」 京太郎「あ、いや、これはその……」 和「……まぁ、須賀君も男の子ですからね。多少は大目に見てあげます」 京太郎「本当か!?」 和「勘違いしないで下さい! あくまでも、多少ですからね!」 京太郎「ぜ、善処します……」 和「まったく、あなたという人は……」 京太郎「面目ない……」 和「それじゃ須賀君、今日はどこに行きましょうか?」 END
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/923.html
男A「今週のヤンガンのグラビア見たか?」 男B「見た見た。MAKOやべー、超カワイイー」 男A「だよなー。ムラムラ来るよな!もう今週のオカズ困らなねーわ」 男B「そろそろテレビとか出てもいいのにな。後、なんで帽子とかかぶってる写真ばっかりなんだろうな」 男A「実は円形脱毛症とか?www」 男B「ねーよwwwなぁ、京太郎」 京太郎「お、おぅ。・・・せやな」 京太郎(みなさん、こんにちわ。悩める大学一年生、須賀京太郎です) 京太郎(突然ですが・・・みなさんは、自分の彼女を堂々と友達に紹介出来ますか?) 男A「後、MAKOって喋ってる動画とかないよな?」 男B「うん、俺の記憶が確かなら、声すら謎につつまれてるよ」 男A「まぁあまり多くがわからないからこそ、神秘性があると言うか…」 男B「だよなぁ。きっと良家のお嬢様とかなんだろうなー。想像が膨らむわー」 京太郎「はははー、だといいなー」 ワイワイガヤガヤ 咲「染谷先輩もこの授業取ってたんですね」 まこ「おぅ。一年の頃、雀荘に通いすぎてな。この単位、取り逃がしたんじゃ」 優希「大学に居る時間より、雀荘に居る時間のが長いじぇ」 まこ「だなぁ。ちーとは、真面目にならんと。あっ、昨日徹マンしてたから、風呂に入ってないのぉ」 和「あっ、私の香水使いますか?」 まこ「おぅ」プシュープシュー 男A「出たワカメとその一味」 男B「原村さんだけは大学のトップ5に入るくらいカワイイけど、他はなぁ…」 男A「片岡は声だけはカワイイぜ」 男B「あんなの幼児体型じゃん。お前、ロリコンなの?」 男A「ちげーよ!宮永は麻雀が鬼のように強いらしい」 男B「麻雀強くてもなぁ…。ってか顔と体が…」 京太郎「和に聞こえたら、消されるから辞めとけ」 男A「しかしあのワカメ、ジャージでよく大学に来るな」 男B「女として終わってるよな。メガネとかいつの時代のメガネだよって感じだしな」 男A「しかも雀荘に入り浸ってるらしいぜ」 男B「うわー、引くわ。パチンコや競馬やってても、おかしくないぜ」 京太郎「はははー、意外と料理作ったりするのが得意だったり家庭的だったりするんだよなぁ」ボソッ 男A「ん?なんか言ったか?」 京太郎「いやー、何でも。ほれ、和のおもちが今日も揺れてるなーってな」 男B「おおぅ…最高だわ。宮永は毎日揉んでるのか?あの地味女、俺と代われ」 優希「おーす、犬共、おはようだじぇ」 咲「・・・京ちゃん達、おはよう」 和「・・・どうも」→汚物を見るような目つき まこ「おおー、京太郎、来ておったか!先週のノート見せてくれ」ズィ ピタ 京太郎「わかりましたよ。後、あんまりくっつかないで下さいよ」サッサ まこ「どうしたんじゃ?今日はつれんのー」 京太郎「す、すいません。ちょっと香水の匂いがキツくて…」 まこ「うーん、かけすぎたかの。加減が難しいわい」 男A「おいおい、ジャージでワカメでメガネで香水臭いって、どんな汚物だよ…」ヒソヒソ 男B「ありゃー、彼氏出来た事ねーべ。ってかあそこも臭そうだなぁおい」ヒソヒソ 咲「京ちゃん、冷たいですね」 まこ「ベッドの上ではカワイイヤツなんじゃがな」 和「それって///」 まこ「おぅ、毎週欠かさずヤってるぞ」 優希「犬の性欲はすごそうだじぇ」 講義が終わり 京太郎「さーて、帰るか」トントン まこ「おぅ、京太郎。たまには一緒に帰るか?」ピトッ 京太郎「・・・」ジーー まこ「ん?」 京太郎(何度見ても、ワカメ+メガネ+普通おもちで…、ややブスだわなぁ…) 咲「和ちゃん、今日は一緒に帰ろう」ギュッ→手を握る 和「はい、パフェでも食べますか?」ギュッ 優希「和ちゃんと咲ちゃんは、アツアツだじぇ」 男A「宮永が羨ましすぎて、死ぬ」 男B「わかるわ。帰りにMAKOの新作写真集でも買って、家で抜くか」 優希「何を抜くんだじぇ?」 男A「バーカ!恥ずかしい事聞いてんじゃねーよ」 男B「おめーは一人でタコスでも食ってろ!」 京太郎(はぁ…、正直、咲が羨ましい…。あんなカワイイ彼女が居るなんて…) 優希「タコスと言えば…。そーいえば新作が出たな。ピポパ」prrrr 優希「部長、今から行こうじぇー」 久『お腹すいてたし、いいわよ』 優希「では、犬、まこ先輩。また明日」ドヒュー まこ「みんな行ってしもたなぁ」 京太郎「じゃあ、俺達も帰るか…」 まこ「京太郎、手繋いでいいか?」 京太郎「だが、断る!」 まこ「それでなー、その時ちゃちゃのがなー」 京太郎「へぇーへぇー。生ちゃちゃのんとかカワイイだろうなー」 まこ「そりゃ高校生からアイドルやってたけぇ。かなりの美貌じゃ」 京太郎「お前も、最近、人気出てきたらしいじゃん」 まこ「あぁ、見てくれてたか。ちゃちゃのんは、テレビで広島弁喋りまくってるのに、わしは喋ったらあかん とか」 まこ「おかげで、テレビの仕事は全部断っとるよ」 京太郎「ちゃちゃのんの広島弁は方言萌えだからなぁ…」 まこ「わしはテレビ受けせんと?」 京太郎「ええっと…まぁ…そうゆうわけではないんだがな…」 まこ「冗談じゃ。別にわしはそんなに仕事増やしとうないし、今の収入があればええ」 京太郎「そう…だな…」 まこ「水着の写真かて、ホントは京太郎以外に見られるの嫌なんじゃ」 京太郎「そんな乙女心あったのか!?」 まこ「アホぅ!あるに決まっとるだろ!まだ心も体も10代じゃ」 京太郎「じゃあ、映画でも見るか」 まこ「おぅ、ええの。北野武監督の新作がなー」 京太郎「ははは、まこはヤクザ映画好きだよなぁ」 京太郎(まぁ、今の姿のまこデートするのは誰かに見られると恥ずかしいからな…。映画とか都合がいい) キンクリ 京太郎「はっ…はっ…、うっ!出すぞ」ギシギシ まこ「ええぞー!今日は安全日やけん」ギシギシ 京太郎「はー、いっぱい出したー」 まこ「ベットの上では獣じゃな」ゴロゴロ 京太郎「出した後にひっつかないでくれ」パシッ まこ「わしかて、たまには甘えたいんじゃ」ペロペロ 京太郎「あーもう。うっとうしい!ってか、なんで普段もMAKOみたいな服装しないわけ?」 まこ「だって、バレたらあかんってマネージャーさんに言われとるけん。後、メガネの方が楽じゃ」 京太郎「だよなぁ…。そーいや、グラビアではストレートじゃ無かった?」 まこ「あれはストパーじゃ。なんかワシの頭、癖っけがひどくて一日しか持たん」 京太郎「六月とかひどいよな…」 まこ「芸術と天パは爆発じゃ!」 まこ「急にどうしたん?なんか言いたい事あるんかいの?」 京太郎「・・・」 京太郎「ちょっとな。俺の彼女ってややブスかなって思ってさ まこ「はぁーーーーー!?そんな事、思ってたん!?」 京太郎「いや、いや、ちょっと誤解。うん誤解!」 まこ「わし、グラビアアイドルやっとろうが!」 京太郎「それは、MAKOであって、まこじゃないじゃん」 まこ「まぁ…、かなり無理してるのがMAKOじゃ」 京太郎「清澄が全国優勝した頃くらいからかな…。俺が高1の時さ。まこは…、清澄で…、一番ブサイクって 言われてて」 まこ「くっ…」ポロポロ まこ「わかってる…わかってるおったよ…。ネットの掲示板くらいわしかて見た事あるわい…」ポロポロ まこ「だから…色々頑張ったんじゃ…。グラビアアイドルとか恥ずかしいけど、受けてみたんじゃ…」 京太郎「まぁ…、受けてみたらって勧めたのは俺だしな」 まこ「うむ。ただ、神秘性が売りじゃけー、絶対にバレんようにしとったんじゃ」 京太郎「だよなぁ…。でも、友達に紹介しにくいと言いますか…。何と言いますか…」 まこ「お主が人前で、手を握らない理由ってやっぱり恥ずかしいからか?」 京太郎「・・・それもあるかな」 まこ「そうじゃな…。男なら和とかがいいよな…」 京太郎「いや、そうじゃない。俺が好きなのは、まこだよ。お前がすごくいいヤツなのは俺が良く知ってる」 まこ「・・・」 京太郎「そりゃ、和の美貌やおもちはまこには無い物を持ってて、いいなーって思う事もあるけど」 まこ「・・・」 京太郎「男なら仕方ない事なんだよ!美人は三日で飽きるって言うしな!」 まこ「ほうか…」 京太郎「暗いなー。クチュクチュしてやるから機嫌直せよ」サワサワ まこ「誰のせいやと思っとるんじゃ…」 後日 まこ「みんな、おはよ」 優希「おはようだじぇ」 咲「今日はカワイイ服ですね」 和「ええ、とってもお似合いですよ」 まこ「そうかー///衣装さんが選んでくれた服じゃないけん、不安じゃったが…」 咲「衣装さん?」 まこ「あぁー、何でもない!こっちの話じゃ」チラッ 男A「でさー、その奈良円光シリーズがすばらに抜けるんだわ」 京太郎「へぇー、俺にも貸してくれよ」ハハハ まこ「ジーーー」 男B「おいおい、ワカメ先輩、俺達を睨んでるぜ」ヒソヒソ 男A「この前、お前が悪口言ってたからじゃね」ヒソヒソ 京太郎(あれ、今日はジャージじゃないのか…。そーいや、雀荘通いも最近辞めたらしいな) 京太郎(まぁ、俺には関係ないけどな) 京太郎「・・・」メヲソラス まこ(はー、服装変えたくらいでは、近づいてくれんか…) 和「咲さん、今日はヘアピンしてるんですね」 咲「あっ、たまにはね。どうかな?」 和「似合ってますよ。可愛さが跳満しちゃいました☆」テヘッ 咲「じゃあ、次は倍満がんばるね」フフフ 和「今日は、咲さんのあそこを嶺上開花してもいいですか?」サワサワ 咲「う、うん。四本場までおっけーだよ」 まこ(バカップルええのー) 優希「今日は暑いじぇ」 また後日 まこ「おはよー」 優希「おぉー、まこ先輩が…」 咲「イメチェン!」 和「メガネ変えたんですね。確か、私が副将戦で対戦した時にそんなメガネの子が居たような」 まこ「あぁ、絹恵ちゃんとお揃いじゃけ。たまたま仕事で大阪行って、メガネ見てたら、声かけられてな」 咲「へぇー、すごい偶然」 まこ「メガネ屋でバイトしてるらしい。勧められて、買い替えたんよ。商売上手じゃ、大阪の人は」 和「ですねー。私も奈良に住んでた時は、大阪に行くといつも色々買ってしまいました」 咲「大阪かー。私、行ってみたいなー」イチャイチャ 和「そーいえば、穏乃達に恋人の紹介してませんでしたね。いい機会ですね。紹介しとかないと…」イチャイチャ 和「私の嫁の宮永咲さんです」キリッ 和「って感じで」 咲「私の嫁が和ちゃんだよー」イチャイチャ 優希「これ、冷凍タコスだじぇ。最近暑いから。まこ先輩も食べるじぇ?」 まこ「あぁ、わしはいい」 まこ(にしても…)チラッ 男B「でさー、アラフォーならヤれると思ってナンパしたわけよ」 男A「ほぅほぅ。穴はついてるしな」 男B「だろー。40代なのにお肌が30代ですね!言ったわけよ」 京太郎「ふーん。で」 男B「アラサーだよ!ってさー。とほほー」 男A「バカだなー。地雷踏んでるじゃん」 まこ「ジーーーー」 京太郎(あれ?まこ、メガネ変えたのか…) 京太郎(MAKOってバレなきゃいいけど…) 男A「そーいやさ。最近のワカメって、ちょっとだけ可愛くね?」 男B「わかるわ。最近、ようやく女の自覚に目覚めたと言うか…」 男A「MAKOそっくりAV女優くらいには似てるよな」 男B「そうそう、メガネにぶっかけてーなー!」 バン! 京太郎「俺、今日サボるわ…」スタスタ 男A「お、おぅ」 男B「わかった」 京太郎「まこ、ノート後で見せろよ」スタスタ 咲「京ちゃん、今、まこって言わなかった?」 和「ですね。普段は染谷先輩とか言うのに」 優希「犬はまこ先輩と付き合ってるのずっと隠してるじぇ」 まこ(まこ…まこ…まこ)ジーン まこ「うおぉぉぉぉぉぉぉ、ノート取るぞー」スチャ 咲「先輩、麻雀の時みたいにメガネはずしてしまうと、前が見えませんよ」 後日 まこ「とゆうわけなんじゃ」 ちゃちゃのん「そんな男、別れたらいいばい。違う男くらい、まこちゃんなら見つかるよ」 まこ「それは出来んな。わしは京太郎に心底惚れとる」 ちゃちゃのん「えー、ルックスしか取り得ないんじゃろ?」 バン! まこ「そんな事はないけぇ!アイツはわしが、一番悩んでる時に一番力になってくれたんじゃ!それからそれ から…」 ちゃちゃのん「はいはい、わかったわかった。私がすまんかった」 ちゃちゃのん「もう…バラしてもいいんちゃう?」 まこ「ええかのぉ…」 ちゃちゃのん「広島弁アイドルが一人になるのは、寂しいけど…」 まこ「アイドルって彼氏居ても、続けられん?」 ちゃちゃのん「難しい。そんなアイドル、今まで居た事あるかのぉ?」 まこ「まぁ…、別にアイドルは諦めていい夢なんじゃ。わしには麻雀と京太郎があればそれでええ」 また後日 ざわっ… ざわっ… ざわっ… 男A「お、おい。あれ見ろよ!」 男B「お、おぅ。俺は夢でも見てんのか…。あの謎に包まれたアイドル、MAKOがこんな田舎の大学に居るなん て…」 MAKO「サインは並んでね?」ニコッ 男A「ひゅー、ビューティフルボイス。コイツはヘビーだぜ…」 男B「あぁ、俺はチ○コ触った手で、握手して貰って来る!」 まこ「そんな汚い手で、握手なんかせんぞ」 男B「あれ…、この喋り方…」 男A「ってか隣に居るヤツら…」 咲「どうもー」 優希「だじぇ」 和「三馬鹿トリオのお二人さん、今日もバカやってますねー」 京太郎「まこ!?なにやってんだよ!その姿!」 咲「私のお馬鹿な幼馴染の京ちゃんだー」 優希「私のバカ犬の京太郎だじぇー」 和「お馬鹿な知り合いの須賀君です」 まこ「わしの恋人をバカバカ、言わんでくれ!」 男A「なんですとーーーーー!? 男B「なんとーーーーーーー!?」 男A「あ、ありのまま起こった事を話すぜ…」 男B「抜いて抜いて、抜きまくったグラビアアイドルが、突然俺達の前に現れて、恋人居ます宣言」 男A「俺達が妄想の中で、MAKOにエロい事してたら…」 男B「京太郎は実際にエロい事をしてると言う…。なに言ってるのか全然わからねーと思うが…」 モモ「へぇー、須賀君って恋人居たんっすね」 文堂「あれー狙ってたの?」 モモ「バカ言わないで下さいっす。童貞だと思ってただけっす」 泉「へぇー、あんなアホでも美人の彼女出来るんやなー」 ざわっ…、ざわっ… MAKOに彼氏居たんだー。 ってかMAKOが、うちの大学の染谷さんなんだー。 須賀君が彼氏なのかな まこ「・・・うぅ///すまん、京太郎」 京太郎「えー、俺は別にいいけどさ…。お前、アイドル活動とかはよ…」 咲「これ今週号の、ヤンガン。りつべ先生が原稿落としたから、京ちゃん買わなかったでしょ?」 京太郎「あぁ…、裏面見て、すぐ閉じたから…」 和「はい、これ」 京太郎「なになに…、謎に包まれたグラビアアイドルMAKOが、どんな質問にも答える特集だと…」 まこ「へへへ、最後に恋人居るって書いてしもた(笑)」 京太郎「んなっ!?まこのアイドル人生、終わりじゃねーか!?」 まこ「別に終わってもいいじゃろ。これで堂々と、京太郎が友達に彼女を紹介出来るじゃろ?」ツンツン まこ「元グラビアアイドルのMAKOって言えばいい」エッヘン まこ「髪の毛はストパー当てたし、今はコンタクト、胸はパットで盛っとるが…」クルリ まこ「まぁ、ぼちぼちって所じゃろ?」 京太郎「…俺のために、ここまでしてくれたのか?」 まこ「そうじゃなー。わしって、ほら。尽くす女じゃし」 咲「あー、今日は寝癖ついたまま来ちゃった」ペタペタ 和「ふふふ、寝癖ついてる咲さんもカワイイですよ」 咲「」イチャイチャ 和「」イチャイチャ まこ「理想はあそこのバカップルみたいなのじゃが…。わしは、京太郎が友達に胸を張って彼女居ますって紹 介してくれるだけで満足じゃ」 京太郎「・・・まこ、意外と乙女なんだな」 まこ「ずっと、ゆーておろうが。ワシは、案外豆腐メンタルなんじゃ」 京太郎「ふーん。そっか…。まこ…おい、こっち向け」 まこ「なんじゃ…」クルッ ぶっちゅ~~~~~~~~~ 京太郎「」チュー まこ「///」 優希「」ポロッ→タコス落とす 和「咲さん、私達も負けてられませんよ!」 咲「いや、流石に人前でキスは、私は出来ないよ///」 京太郎「えー、とゆうわけだ。男性諸君!」 京太郎「MAKOのグラビアで、抜くの禁止!!!!!!!!」ドン!! 男A「ぎゃあああああああああ!」 男B「爆発!爆発!リア充は、ワハハカーに轢かれて死ね!!」 和「咲さん、むちゅーっとむちゅーっと」グッグッグ 咲「わー、無理やりはヤダよー!優希ちゃん、タコス奢るから、和ちゃんを引き離して!」 優希「わ、わかったじぇ」 だいぶ後日 男A「なぁなぁ、MAKOも良かったけど、やっぱりグラビアアイドルはおもちじゃね?」 男B「だよなー。時代は、おもち艦隊だよな」 男A「松実姉妹…ええわー。特に姉」 男B「わかるわ。水着のグラビアなのにマフラー装備とか、エロ過ぎて、俺の息子が四槓子ですよ」 男A「カン、一回は玄ちゃんで使おうや」 男B「玄ちゃん、なんで正面向いてる写真がほとんどないの?」 男A「知らね」 まこ「京ちゃん、だーれだ」パッ 京太郎「咲っぽく言ってるけど、まこだろ?」 まこ「やっぱりわかるかー」ハハハ 京太郎「当たり前だろ。もう何年の付き合いだよ」 まこ「三年くらいかのぉ?」 京太郎「大学リーグどうなの?」 まこ「やっぱりコンタクトよりメガネの方が、調子良くてな。試合はメガネつけてるよ。すまんな」 京太郎「…別にいいよ」 まこ「へっ、何が?」 京太郎「俺、メガネ萌えだから!ずっとメガネかけてていいって言ってるの!」 まこ「ははーん、ワシのメガネ姿に惚れ直したなー」 終わり
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3539.html
京太郎「今日からお世話になります、須賀京太郎です!よろしくお願いします!」ペコッ 菫「あぁ、よろしく。私はこの麻雀部の部長、弘世菫だ。厳しく指導していくので覚悟しておくように…」 京太郎「それで、菫部長……いきなり質問なんですが、ここに宮永照っていう先輩がいるって聞いたんですが……」 菫「ん?あぁ、照か……。もしかしてあいつのファンか何かか?なら今のうちに幻想は捨てておいたほうがいいぞ……」 照「菫ー、お菓子がなくなった……」 菫「ふむ……噂をすればなんとやら、だな。丁度来たみたいだぞ」 菫「照、お前にお客さんだ。ちなみに新入部員だから手荒に扱うなよ?」 照「誰……?って……あれ……?……も、もしかして…京…ちゃん………?」 京太郎「宮…永……先輩……ですか?」 照「え……?な、なんで京ちゃんがここに!?夢?幻?」アワアワ 京太郎「お、落ち着いて下さい!」 菫「……へ?」ポカーン 照「きょ、京ちゃんは咲と一緒の高校に行ったんじゃなかったの……?」 京太郎「最初はそのつもりだったんですけど……やっぱり憧れてた人の下に居たいなぁって思っちゃって……」アハハ… 京太郎「だから親の説得とか咲の猛反対を押しきって白糸台に来たんですよ!」 照「……嬉しい!凄く嬉しいよ…………!これから一緒に頑張って行こうね、京ちゃん!」 照(京ちゃんは、咲じゃなくて私を選んでくれたんだ……!これなら京ちゃんと……!) 京太郎「えぇ!『宮永先輩』!」 照「……ん?『宮永先輩』……?」 京太郎「あれ?どうしました?『宮永先輩』」 照「きょ、京ちゃん……?昔みたいに『照ちゃん』って呼んでいいんだよ……?」 京太郎「いえ!昔ならいざ知らず……そんな憧れの『先輩』をちゃん付けで呼べませんよ」 京太郎「これからは『宮永先輩』って呼ばせてもらいますね!」キラキラ 照「…………………………………………うん、わかった……グスン」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6050.html
設定 ... -―━━―- ..... / \ / \ \. / / /| \ _∧ ※ 1からの注意とお願いです※ / / / | 「 ̄ . . ′ / | | . ・本スレは京太郎×野依理沙です | / | l | | | ・非安価 | ′ | l | l\ | | ・おそらく2、3日に一度の投下になります。前後することもあるかと | 「 ‐- _j从 | l_ -\ | | ・ほのぼの | l |苧≧x \l\{≦苧ミ| | ・荒らしはスルーで | l | 乂沙' 乂沙' | | ・雑談は問題ありません。荒らすような内容じゃなかったら大丈夫だと捉えてくださって結構です | l l / l ヽ / l ヽ | | | l . ' . | l | | l 込、 --( ...イ | l | | l | 介ト_ 个 | | l | | l | //{ 」  ̄ { l\ | l | | l l/ {∧ / | Χ リ | | 八 | ∨〉--、/ / / /\ | / .ヾ{ / ‘,/ 厶 イ} .\ それでは始めていきます 編集者より 注)別ルートにて誤植があります 多めに見て下さい
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5726.html
230 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 19 19 46.96 ID /EBP4uSso [2/15] 【番外編】 ~独身女性雀士が選ぶ 抱かれたい男ランキング~ パーラララッラー!! 司会「ということで始まりました! 独身女性雀士が選ぶ、抱かれたい男ランキング!」 \ワーッ!/ \キニナルゥー!/ 司会「20XX年度の今回も、一流雀士の方々がゲストで来られています!」 \キャー!/ \パチパチッ!/ 健夜「ど、どうも」 咏「ども~♪」フリフリ はやり「楽しみですねっ☆」 良子「よろしくお願いします!」 理沙「期待!」プンプン 靖子「カツ丼んまい」モグモグ モジョォ~ン 司会「うーん、なんだか凄まじい迫力を感じますねー」 \カワイイー!/ 司会「それと今回は、来年度よりプロリーグで活躍予定の新人さんも来てくれています」 \ダレー!?/ \キニナルゥー!/ 司会「それでは登場して頂きましょう、この方です!」 安価下 一番コンマが大きい人 ※ゾロ目は確定 ↓1 怜 ↓2 照 ↓3 菫 ↓4 智葉 ↓5 晴絵 ↓6 洋榎 ↓7 末原 239 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 19 45 54.20 ID /EBP4uSso [3/15] 司会「それでは登場して頂きましょう、この方達です!」 \パチパチパチパチ/ 洋榎「うちやでー!!」デーン 恭子「どうも」ペコリ 司会「おー、若い二人ですねー!」 \カワイー!/ \キャー!/ 司会「やっぱりこう、若い人がいた方が――」 健夜「……あ?」ゴゴゴゴッ 靖子「……」ガツガツガツ はやり「何を言ってるのか分かんなーい」マガオ メラメラメラメラ 司会「」 咏「必死だねぃ」 良子「二人共、気にしないでいいですよ」 洋榎「全然しとらんけどなぁー」 恭子「アホ、少しは口閉じぃや」 洋榎「恭子は気にしすぎやねん」 ワイワイ 司会「お二人は同じ高校出身で、同じチームに所属することが決まっています」 洋榎「来年から頑張るでー!」 恭子「よろしくお願いします」ペコリ \ガンバロウネー!/ \イイワー!/ 健夜「若さってなんだろうね……」 はやり「……」 241 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 20 08 41.67 ID /EBP4uSso [4/15] 司会「独身女性雀士に聞いた、抱かれたい男ランキング! 果たして順位はどうなっているのか!?」 \キニナルー!/ 司会「ゲストの皆さんにも投票を頂いておりますので、お楽しみに」 \エーッ!/ 良子「正直、テレビでこういうことを明かすのは気が引けるんですが」 健夜「若いね、良子ちゃん」フッ 良子「ワッツ? どういうことですか?」 健夜「ここで恥をかくだけで今後、その俳優さんと共演出来る可能性が上がる……」ニッコリ 良子「え、ええっ?」 健夜「つまり! 憧れのあの子に会えるチャンス!」グッ はやり「番組的にも美味しいからねっ!」 靖子「(カツ丼うまい)」モグモグ 咏「べつに自分から会いに行けばよくね? しらんけど」アキレ 理沙「共演!!」プンスコ! 洋榎「先輩にも色々おるんやなぁ」 恭子「対局時とはえらいちゃうでー」 司会「さて、そろそろ気になるランキング発表と行きましょう」 \ハヤクゥー!/ \ミターイ!/ 司会「それでは十位からの発表です!」 \キャー!/ はやり「(京太郎君は入ってるかなっ?)」ワクワク 安価一桁↓3 一桁=順位 0は10位 247 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 20 27 17.96 ID /EBP4uSso [5/15] ~~そんなこんなで~~ 司会「はい、ということで五位は人気急上昇中のSTORMのまつずんさんでしたー!」 \キャー!/ \ダイテェー!/ 健夜「興味ない」 はやり「うーん、ここまで微妙かなぁ」 良子「そうですか? 粒ぞろいだと思いますが」 靖子「演技派がいないな、やりなおし」 咏「まだまだだねぃ」 理沙「残念!!」プンスコプンプーン \エエーッ!?/ 司会「おやおや、10位から5位まではお気に召さないようですねー」 \タカノゾミスギィ!/ 司会「新人のお二人はどうですか?」 洋榎「ダーメダメやな! うちのダーリンがおらへんし!」 恭子「妥当だと思いますわー」プークスクス 司会「へぇ、愛宕プロは気になる男性芸能人がいるんですか?」 洋榎「そりゃもう! ファンクラブに入っとるくらいやしなぁ」デレデレ 司会「はぇ~」 \オモシロイカオーー!/ \イモウトノホウガキレイー/ 洋榎「うっさいわ!」クワッ ガ゙ヤガヤ 健夜「(京太郎君まだかな……)」ソワソワ 司会「さて、お次の4位の紹介なんですが……なんと! この会場に来てくれています」 一同「!?」ガタッ! 司会「それでは、第四位の発表です。どうぞっ!!」 \キャアアア!/ \ダレェェェ!?/ ザッ! ,. ⌒ヽ、/⌒ 、-- 、 /_,..- ヽ ` 、 / /´ / ∨ \ , ´ / ,' 、 ヽ / , , / /| | . | | | ∨ _/ / / |_|__'_| | _}_|_|_| | |  ̄ ̄´/ イ ' { ´| |/__{ | , ´/}/_}∧ | | | / / , rⅥィ笊 从 {∨ /ィ笊_ヽ}/、 | | / イ ∧{ 从 Vり \∨' Vり /' / ∧{ ´/イ }从lム ; \ ,ノ / \ | ∧ ∧,イ Ⅵム ー - イ // _ヽl\ //イ__ |////} ` ー ´「////| |////| . / |/[__}/| ,...<////∧ , |/////> 、 , <///////////\ ///////////> 、 , </////////////////}____{/////////////////> 、 //////////////////////| |////////////////////∧ {/////////////////////∧ ,'//////////////////////} |//////////////////////∧ ////////////////////////| 京太郎「ど、どうもっ!」ガチガチ 250 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 20 34 39.82 ID /EBP4uSso [6/15] 司会「テレビドラマ、SOUL CATCHER(saki)で人気急上昇中の、須賀京太郎君でーす!」 \キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!/ \ダイテェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!/ \コッチミテェェェェエェ!! オネガァァァァァイ!!!/ 健夜「京太郎くぅぅうううん!!」 靖子「へぇ、やっと来たか」ニッ はやり「妥当だねっ☆」ニコニコ 咏「遅いっての、バーカ」ヤレヤレ 理沙「待ってた!」プンプッププン 良子「ノーウェイ、来てしまいましたか……」ハァ 洋榎「っしゃおらぁぁぁぁぁ!! きたでぇぇぇ!!」ガッツポ . /. . / ', r { r ヽ. / / \\ \い ',. /. / 、_\--ー‐‐一 '. Λ./ / ` ', / '. -/‐‐'' ,. -‐‐-、 i .}> ′ イ′ -ミ \| .}\ { f } | i `ー 、 i / -ミ | | | | } |/ f } 乂__ノ ノ | | | i{ | | | | | 八 乂__ノ , | 人 | .‘, | / Λ. | . // / / ,. | Λ r つ //! / / .;,. | . //| / / } | |i =-. // .| / / 八 | 八 =-. . .. イ {{- 十 .{ .{ / |/ \ ノ_-=' ̄¨|八.,八 \ / |i \ 厂7/ | \ \ \ / 恭子「は?」 京太郎「み、皆さんお久しぶりです!」カチコチ 司会「おー、そういえば三尋木プロは共演されていましたね」 咏「まぁねぃ」ブイッ 京太郎「本当にお世話になってます」アハハ \ンァー!!/ \イキマスヨーイクイク!/ 恭子「……」ギリッ 254 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 20 47 57.83 ID /EBP4uSso [7/15] 司会「ちなみに、小鍛治プロ、三尋木プロ、瑞原プロ、藤田プロ、愛宕プロの回答は須賀京太郎君でしたー」 \エェェー!?/ 京太郎「え、ええっ!? ほ、ほほほホントウですか!?」ドッキィン! 健夜「っ~~//」カァァァッ 咏「ま、冗談みたいなもんだけどねぃ」ニヤニヤ はやり「あはっ♪」 靖子「カツ丼食べるか?」ホレホレ 洋榎「ずぅぅぅぅっと好きやでっ!!」バァァン! 京太郎「うぅっ、なんか嬉しいっす」グスッ \カワイィィィィィ!!/ 良子「アイキャント、私には理解できそうにありません」ハァ 京太郎「うぅ、もっと精進します」メソメソ 良子「ま、まぁ……嫌いというわけではないですが」プイッ \イタコノヨウヘイカワイー!/ 咏「ツンデレめ」グリグリ 良子「す、ストップ! やめてくださいっ!」カァァァ! 恭子「……」ジィーッ 京太郎「オレ、これからも頑張ります!」メラメラ 司会「はい、頼もしい一言をありがとうございます」 恭子「(なんなんや! なんなんや須賀京太郎!!)」メラメラメラメラ 京太郎「?」チラッ 恭子「(いつもいつも、うちの邪魔ばっかしてからに!)」ゴゴゴゴッ 京太郎「(なんかすっごい見られてるな。って、あの人確か……)」 恭子「(うちは、うちだけは絶対にお前なんか――!)」 京太郎「(挨拶しておくか)」クルッ 恭子「!?」バッ 安価↓3 00~29 恭子「……」ツーン 30~59 恭子「どうも」プイッ 60~89 恭子「よ、よろしく……」ドキッ 90~99 恭子「は、はいっ……//」キュンッ ゾロ目 恭子ED 259 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 21 03 04.81 ID /EBP4uSso [8/15] 司会「末原プロは何かありますか?」 恭子「えっ?」 司会「須賀京太郎君に対して」 恭子「え、いやっ、その……」 一同「?」 京太郎「……あの」 恭子「!?」 京太郎「末原恭子さん、ですよね。オレ、知ってます」 恭子「っ!??!?!」ビクッ ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 京太郎「全国大会の時のリボン、可愛かったですよ」ニッコリ 司会「」ドピュッ 女性雀士達「」ズキュゥーン! 会場客「」バターン! / /{/ -‐‐--..,,__ __, }八 } ― i | レ′ ¨¨ ∪ Ⅵ ! ― 可愛い!? i | . i' _,.. -=ミ、ヽ 'ー--、! 八 ― i | | ァ' γ⌒.、 .' \ //|||||||| | i 《. f } x-=ミ、 / > . . .| i i{ ヾ { ! f ヽ }i / > . . .| i 八 乂 ノ | } i; /´¨ . . . | i \ u | / / . . . | i .ヽ 、 乂 , / .| i / } } ∪ } / 京太郎「あぁ、でも」クスッ 恭子「え、えっ?」オロオロ 京太郎「俺は、今のままの方が好みかなぁ……」アハハッ 恭子「」 京太郎「なーんて! あははっ!」アハハー 恭子「……」バクバクッ 京太郎「これから、プロとして頑張ってくださいね」ニッコリ 恭子「よ、よろしく……」ドキッ 京太郎「はい?」 266 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 21 19 50.18 ID /EBP4uSso [9/15] 司会「」チンチーン 女性雀士達「」チーン 京太郎「あの~? 番組は進行しないんですか?」キョロキョロ 観客達「」ジョロジョロジョロ 京太郎「ど、どうなってるんだ!? こ、これは事件か!? テロなのか!?」オロオロ スタッフ「おいカメラ止めろぉぉぉ!!」 ディレクター「うわぁ……」 番組P「」 ギャーギャー!! ガヤガヤッ!! 京太郎「……ほえ?」キョトン 恭子「……」ポーッ こうして、抱かれたい男性ランキングは途中で放送中止となった 番組進行者、ゲスト、観客の殆どが気絶するというこの参上 起こした京太郎はもちろん、罪に問われることなどなかったが その事件は新聞の大見出しを飾ることとなった これが……後にイケメントロと呼ばれる事件の顛末である . . -―━━―- .. ____,/ - \ >―/ / \ / / / / -―┐ .. / / ./ / / / l | | . l/ / / _/ / /― - 、 l |l .l | | /' l /,| . / _ l八l lリ | | .{〈| / ` `}/〉 ′. 八 Ⅵ ' -=≡ミ、 、 / . / / .l | .| 、、、 / / ./. / .l | .| , =ミ、/ / ./. / リリ込、 r‐ 、 、、 '/ / ./ | /// ..、 ー' / /.. __| _ _ /// ̄ ̄ヽ`r―‐===ァ彡 ./ / 人 _ _彡' /∨∧ / ./ \__/\∧ ∨-' / ∨ ∧ ___}_{\\彡く \ }ノ / /∧ \~ \ \ { {__// \_〉 /∧ \ / } { ∧ ---、 } / | ∨ \ ト- | } \ | ノ { __ 〉 |´ Κ / |∨ ∧∨/ |/∨ ∧〈 恭子「……ふふっ」ギュッ 京太郎「??」 そして物語は―― 【新たな獲物】須賀京太郎を応援する雀士達 Part240【末原プロ】 次のステージへ つ づ く 280 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 21 35 39.38 ID /EBP4uSso [11/15] 【どこかのビーチ】 ザザァァーン ザザァァン 京太郎「……海、ですねぇ」 まこ「海……じゃなぁ」 京太郎「こんな綺麗な海を染谷先輩と見られて……俺、幸せです」 まこ「アホ、何を言うとるんじゃ……//」カァッ 京太郎「でも、一つ残念なのは……」 金髪筋肉A「HAHAHA」 金髪美女A「HEI BOY! FUCK ME!」トロォン 金髪筋肉B「YARANAIKA?」 WAHAHAHAHA!! カモォーン! ファックプリーズスガボーイ!! 京太郎「ここが、外国だってことですね」ズゥゥーン まこ「……ああ」ズゥゥゥン 看板「ハワイへようこそ!!」 拝啓、竜華さん 俺は今――ハワイにいます それも…… まこ「でも。京太郎と二人きりってのも、案外ええのぅ」クスッ 京太郎「っ! は、はいっ!」ドキッ かつての、想い人とともに 292 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 21 55 14.75 ID /EBP4uSso [13/15] まこ「しかし、京太郎も難儀じゃな」 京太郎「そうですか?」 まこ「顔が良すぎて国外追放なんて、日本ではお前くらいじゃろ」クスッ 京太郎「う、うぅ……」 そう、俺がこうして日本を飛び出しているのはわけがある それは―― ~~数日前~~ TVキャスター「昨日の、アイドル須賀京太郎さんによる放送事故を受けて、遂に警察が動きました」 テロップ「須賀京太郎は兵器か否か?」 TVキャスター「発端は、須賀京太郎さんの出演した生放送番組にて、参加者数十名が倒れた事です」 テロップ「(軽症数十人)」 TVキャスター「参加者は須賀京太郎さんの余りの容姿の美しさに失神。意識を失ってしまったとのことです」 パッ 京太郎の写真「」デンッ TVキャスター「ひんっ!」ゾクゾクゾクッ スタッフ「!?」ビクッ TVキャスター「し、しつれいしまひら……//」キュンキュン ブツッ ~~しばらくおまちください~~ TVキャスター男「失礼しました。これからは私が進行させていただきます」 テロップ「須賀京太郎(15)その恐るべき美しさ」 TVキャスター男「そしてその事件を受けまして、須賀京太郎さんの容姿が軍事兵器となりえるのではないかと~~~」 ~~~現在~~ まこ「今、国会はその問題で大騒ぎじゃぞ」 京太郎「えぇ、判決が下るまでは国外追放だなんて……」シクシク まこ「龍門渕に感謝じゃな。色々と動いてくれちょるみたいじゃが」 京太郎「はい、助かってますよ」ハァァ その1件で日本中大騒ぎ 事務所のメンバーはみんなして、俺の為に日本で戦ってくれている そんな中、俺の国外への追放に同伴してくれたのが…… まこ「ま、そう気を落とさんでもええじゃろ」ポンッ この、染谷先輩だ 295 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 23 35 01.80 ID /EBP4uSso [14/15] 京太郎「でも、ありがとうございます」 まこ「?」 京太郎「俺なんかの為に、ハワイまで……」 まこ「べつに気にしちょらん。むしろ、嬉しいくらいじゃが?」クスクス 京太郎「え?」 まこ「……さて、せっかくのビーチじゃ。泳がんとな」ニッ トトトトッ 京太郎「あっ」 ,..-、_____,.、 / .. \ / .. .ヽ ,イ . . / ヽ V /| . .ヽ /ノ . . i 、 ヽ / | . . . i゙、 r'´ .. ノ````´´´´! `ヽ . . . ; -/‐-、 -‐゙、-、 . . . ! ( / A |--ミ、 .,三--!A i .. . . i. i人ノw;f"! ̄|ヾ|==| "i ̄iヽ!イ ; イリ /;ィ. {y!゛.、_o!. ノ ゙、 、_.d/ |' } . ヽ / // ヽiー--‐' , `ー-イノ ヾ、ヽ ヽi ゙、 \"" 、__, "" / ! リ ヽ 人i ` ..、_ _./ ; ノ レ" `ー-、| ー ´|/'"'"`゛`ヾ _,.....-‐r‐イ ヽr-、_ /  ̄| ├--、 , -‐i ヽ `ヽ | /二! ヽニヽ ゙、 | i | ) ヽ | | i ゙、 ヽ | | |. i |´ ̄ ̄\ i ノ ̄ ゙̄、| | !―――→ヲテfチ-=――i |. | .| (( /ィ|.ト、、 ノ) ! | | .ト、_ ;ゞイi.ト!、 `" ノ.| i !  ̄ ̄ .|| |.|  ̄Τ .| ! ー‐--- 、|| || | | |r、 n  ̄ ̄ ` ー-、 | ト!、゙、__ i |_______ ヽ、 ヽ、\` `ヽ、 _,...- ' ´ \ ,ィ) /\ ___,...-‐Z_/ノノ / ` ー-―‐ ' ´ | / | ,イ==-- ___________| /ィ!|`ヾ=、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ='"| // i|.| ヾ=、_____,,. '" | しk'_ノ ヾ、 / | /ハ| ゛i / | !j,ノ| |'´ | | `| | | |. | | | | ! | | | | | | ! | | | ! ! ! | ! ! | ! ! まこ「ほら、京太郎も来んか!」 京太郎「ま、待ってくださいよー!」ダダダッ ズルッ 京太郎「おわっ!?」ドシャッ まこ「きゃっ!?」ドシャッ 298 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 23 49 22.78 ID /EBP4uSso [15/15] ズシャァァッ! 京太郎「い、いたたたっ……」 まこ「う、うぅ~ん……」 ムニィッ まこ「んっ……//」ビクッ 京太郎「おわっ!? す、すみません!」バッ まこ「お、おう。ええんじゃ……怪我はしとらんか?」ドキドキ 京太郎「あ、はい! お陰様で」ペコリ まこ「……そ、そうか」モジモジ 京太郎「……」カァァッ や、やっちまった 思いっきり染谷先輩の……あ、アレを…… 京太郎「……」ソワソワ まこ「……」モジモジ ザザァーン ザザァーン 京太郎「(き、気まずい……)」 まこ「……」ウツムキ そもそも、俺は二度も染谷先輩にフラれてるわけだし そんな人と二人きりで海だなんて…… まこ「……」スクッ 京太郎「染谷先輩?」 まこ「……」タタタッ 京太郎「あっ!」 海に向かって走り出す染谷先輩 一体どうしたんだ? ザッパァァン! まこ「ひゃっ!?」バシャッ 京太郎「わっ!? 大丈夫ですか!?」ダダッ まこ「ふ、ふふっ……冷たいのぅ」クスクス 京太郎「え?」キョトン まこ「京太郎もほら、浴びてみんか」バシャッ! 京太郎「つめたっ!?」 まこ「どうじゃ、冷たいじゃろ」ニヤリ 京太郎「や、やりましたね……」ワキワキ まこ「な、なんじゃ?」ビクッ 京太郎「フフフフ、俺だってたまには反撃するんですからね?」ジリジリ まこ「なら、捕まえてみぃ!」ジャブジャブジャブッ 京太郎「あっ!? 待ってくださいよ!!」ザバザバッ 300 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/07(金) 00 07 01.78 ID iv350Ws/o [1/2] 京太郎「待ってくださいって!」ジャバザバッ まこ「嫌じゃ!」ザブザブッ 流石に染谷先輩は運動神経いいな でも、俺ほどじゃない こうすれば!! 京太郎「どりゃぁぁ!!」ピョインッ まこ「なっ!?」 バシャァァァン! まこ「っ!?」ザブンッ 京太郎「はぁ、はぁっ……捕まえましたよ」ギュッ まこ「……やるのぅ」 京太郎「鍛えてますから」ニィッ ザブゥーン ザブゥーン まこ「……それで、この後どうするんじゃ?」 京太郎「……」ギュッ まこ「逃げるわしを押し倒して、押さえ付けて……」ドキドキ 京太郎「……どう、してほしいですか?」 まこ「え……」カァァッ 京太郎「……」 俺は、どうしたいんだ? 目の前の人を、俺の恩人であるこの人を 俺は…… 安価↓3 00~29 どうもしない 30~59 一緒に泳ぎたい 60~89 こうしていたい 90~99 分からない ゾロ目 まこED 305 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/07(金) 00 16 40.26 ID iv350Ws/o [2/2] ザブゥーン 京太郎「俺は……」 ジャブゥーン まこ「……」 ザブゥーン 京太郎「えと……」 ジャブゥーン まこ「……」 ザブゥーン 京太郎「その……」 ジャブゥーン まこ「……」 ザブゥーン 京太郎「なんというか……」 ジャブゥーン まこ「……」 ザブゥーン 京太郎「何も……」 ジャブゥーン まこ「……」 ザブゥーン 京太郎「……しない?」 ジャブゥーン まこ「……」 ザブゥーン 京太郎「」 ジャブゥーン まこ「」 ザブゥーン コ、コノアホォー!! バッチィィィィン!! イッデェェェェ!!? こうして、俺と染谷先輩のハワイ逃避行は終わった その間に、染谷先輩とお風呂で鉢合わせしたり、着替えを覗いてしまったり ハワイで出会った高校生探偵のせいで事件に巻き込まれたりしたが…… それはまた、別の話だ ~~国外追放 with まこ 編~~ カンッ! 335 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/19(水) 01 52 34.65 ID Px8/KA+0o [3/9] ~~前回までのあらすじ~~ 教師A「須賀ワロスwww」 京太郎「ちくしょー」ジタバタ 竜華「アイドルやー」 京太郎「イケメンフラッシュ」 教師A「あふんっ」ドピュッ そんなこんなで因縁を乗り越えた京太郎 そのまま着々とアイドルとして成長するが…… 国民「京太郎がイケメン過ぎる!」 犯罪組織「京太郎は兵器、はっきり分かんだね」 ガヤガヤ 京太郎「このままじゃまずいですよ!」 まこ「一旦国外逃亡じゃ!」 \キョウタロウキューン!/ \ダイテェーン!/ ジュンイチロー「これは法律改正が必要かもしれないな」ウウム バタァーン! 照「させるかぁぁぁ!!」ダダダッ 咲「うあぁぁぁぁ!!」ドドドドッ ジュンイチロー「!?」 事務所メンバー「「「「うぉぉぉぉ!!」」」」」 国会議事堂「俺、こんど東京タワーと結婚す――」 チュドーン!! 照「やったね。」 咲「これで京ちゃんが帰って来れる!」 竜華「正義の勝利や!」ワーイ! 社長「やるじゃないか君達ィ!!」 ワーイワーイ! キョウチャンサイコー! フォォォォォォ!! イェーイ! 透華「え? なんですのこれ?」キョトン こうして、京太郎は無事日本に帰国することができたのであった 336 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/19(水) 02 01 28.24 ID Px8/KA+0o [4/9] 【数日後 京太郎のアパート】 ガチャリンコ 京太郎「ただいまー」バタンッ 久しぶりの我が家 やっぱり自分の住み慣れた場所が一番落ち着くな…… 美穂子「あ、若っ!」トタタッ 京太郎「美穂子さん! お久しぶりです!」 美穂子「ふふっ、久しぶりです。大分焼けたみたいですけど、痛くないですか?」オロオロ 京太郎「ええ。ペリペリ向けて気持ちいいです」デローン 美穂子「あら、可愛い!」パァァッ 京太郎「え? こんなのがですか?」 美穂子「あの……それ、お財布に入れてもいいですか?」キラキラ 京太郎「あ、はい。別にいいですけど」 こんなのが欲しいなんて、美穂子さんのセンスはよう分からん 京太郎「あれ、そういえば他の人達はどうしてます?」 美穂子「事務所の皆さんですか? ほとんどの人が今療養中ですね」 京太郎「療養!?」ガビーン 美穂子「かなりの激戦でしたので」 な、なんてことだ 俺のいない間にそんなことが…… 美穂子「大丈夫ですよ。皆さん、軽傷ですから」ニコッ 京太郎「そ、そうですか」ホッ 美穂子「では、私は夕食を作りますね♪」 京太郎「はい。お願いします」ペコリ 337 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/19(水) 02 10 24.95 ID Px8/KA+0o [5/9] さっと荷物を置いてソファーに座る すると、美穂子さんの作る美味しそうな料理の匂いが漂ってきた 美穂子「ふんふ~ん♪」ジュージュー 京太郎「あぁ……日本だな」ウルウル 染谷先輩と二人きりの旅行もよかったがやっぱりハワイは疲れた 京太郎「なんていうか、日本でみんなとバカ騒ぎする方が俺に……」 ズモッ 照「あってる(照だけに)」ニコニコ 京太郎「そうそう。あってる、あってるー」クスクス 照「……んへへ♪」スリスリ 京太郎「……」グギギギギ . . .-‐…‐-. . . ... ´. . . . . . . . . . . . . \ /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . /. . ./. i . . . . ハ /. ./. . ./ i i i i ', i , ′ー―ァ / 从 ト--ミ i | ' ′ //⌒/ } リ } ハ |ト i ,. / |l |l ∨__|{ } / レ' }| } i i / 从 八《´んハ. j/ r==ミ / /| . . .| // _ }ト ハ 弋 ソ 厶イ | . . | /^ / }|l ≧ゝ} ′__ /-' i | . . |. ' .i / / } 人 f ノ ./ i | i |. i し' ./ .i} i i >o。.. < i / / / | ノir―-ミ | ∧ 八 r'ス´ / ゝ-、 /} / }/ f入 `ー 〉 /' V_ゝ/.〈 Ⅹ / i`/イ、_ 辷ーく / / / rヘ/__rヘ_/ | ヽ { ̄` 入 i / | / | / . / ハ. Y i 圦 |. `> 1 / |l ∧ _彡 / ハ. // ‘, 」 / / |/ |l/ \ / |. /八_// ‘ { ;′〈 . |ト、/ 〉__ i \/ 《`ーイ V { ‘, |i i/ / | | 〉 ヽ .. L i ..........ゝ. У_彡 .........| | ./ マ . 八 \く L | ′ { `マ . ∧ ヽ} / .j マ }i i Oj / 照「んふぅ~~// 京ちゃんの匂い久しぶりだぁ……♪」コシコシコシ 京太郎「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁ!?」ガクガクガクッ バタバタバタッ 美穂子「わ、若っ!? どうしました!?」 京太郎「あ、あわ、あわあわわわっ!?」 淡「呼んだ? お兄ちゃん」ヒョコッ 京太郎「呼んでねぇよっ!?」 美穂子「なんだ、宮永さんだったんですね」ホッ 京太郎「そうそう、照さんが――」チラッ 京太郎の皮「」デロォーン 照「コレクッテモイイカナ?」 淡「やめなってー。多分ばっちぃよー」 照「京ちゃんはばっちぃくなんかないっ!」キリッ 淡「ハッ!? そうだよね!」 京太郎「ふぅ、平常運転か」ヤレヤレ 338 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/19(水) 02 18 22.51 ID Px8/KA+0o [6/9] ~~そんなこんなで~~ 照「そう言えば、お帰り京ちゃん」ペリペリ 京太郎「はい。ただいまです」ゴロン 今の状況 俺が照さんにマウント取られて、日焼け皮を剥がされている 照「むきむき……」ペリペリ 淡「ねーねー、次は私がやるー!」 照「これは危険な任務。私がやるべき」キリッ 京太郎「いや、剥がさないでくださいよ」 ちょっとワイルド系になった俺を事務所のみんなに見せたかったってのに! きっと和も俺を見て……へへっ! 京太郎「ふっふっふっ! 美穂子「あ、そういえば松実さんから伝言です」 京太郎「え? 伝言ですか?」 ~~宥「勝手に日焼けして帰ってきたら……お仕置き、しないとね?」~~ 京太郎「」 美穂子「焼けちゃいましたねっ」クスクス 照「ちなみに、この間事務所の経費で火炎放射器買ってた」 淡「二人であったかくなるんだってさー。どう使うんだろ?」 京太郎「ほあぁぁぁぁぁ!?」ブルブル 二人「「??」」 京太郎「い、いいから早く剥がしてください!!」アセアセ 照「やっぱり剥がす展開」ニヤリ 淡「集めた皮を何か利用できないかなー?」カサカサ 341 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/19(水) 02 27 18.12 ID Px8/KA+0o [7/9] ~~なんだかんだで~~~ 京太郎「よし……剥けたぞ!」ツルリィーン / / | ハ | | i 、 ヽ \ \_. i / | | | | | |、 i ゙、 、 \_ _> | i | i | | | | ハ ハ _i!_ i \ ヽ` ̄ ̄ | | |+--|、_|! | | i! ,/.ィ'|"i´ ハ | i ヾ 、 ヽ | | |.|ヽ |、_|王!ー |./i .;"´/=、!/ | ! | \ 、i 人. !. r| i.|、!,,ィ'" ._iミi! |/ /彳 r !ヽ,| ,イ | 、_ \ `Y´. | |^!. N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ ! | i、i、 ゙、 ` ̄ ̄ メ( /^|イ `、| ノi \ヾi .、、 i! i ノリ ` | ヽ__i |イ|/ ヽ i、 i ____...., |/ ヽ!、 i\ `ー-- ―'´ /、! i !i 、 \  ̄´ /!/ 人 |ハ,i、! 、 \ / ./.| `Y´ ト、! ゙、 `ー---'′ /|V 淡「サイトゥチワッ!?」ハナジブーッ! 美穂子「わっかーん!わ、わー、ワァァー!!ワァー!」ブシャァァッ! バタンッ 京太郎「二人共!?」ビクッ 照「修行が足りない。私レベルになれば京ちゃんの容姿に惑わされたりしない」 京太郎「容姿?」チラッ 照「あぐふっぁっ!?」 京太郎「て、照さん!?」ガシッ 照「きょ、京ちゃん……私、死ぬ、かも」ゲホッゲホッ 京太郎「な、何言ってるんですか!?」 照「あぁ……京ちゃん。私、ずっとずっと京ちゃんのこと……」ハナジツゥーッ 京太郎「あ、あぁぁっ……」 照「す……き……」 バタリッ 京太郎「う、うぅ……照さぁぁぁぁぁあん!!!」 照「ハァッ、ハァッ、京ちゃんの汗、涙……」ペロペロ 京太郎「」 照「あむっ……はむっ、ハフッハフッ」レロレロ 京太郎「い、いっ……」ガタガタ イヤァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアア!? 344 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/19(水) 02 34 50.81 ID Px8/KA+0o [8/9] 俺は忘れていた この人がいかに変態であるのか…… 照「ペロペロペロ」ペロペロ 京太郎「う、うぁぁぁ!?」 そして、その他にも…… 淡「はむはむっはむはむっ♪」ハミハミ 京太郎「淡ぃぃぃ!? みみ、耳はやめろぉぉお!?」ジタバタ 美穂子「ぱ、ぱふぱふっ……//」カァァァ 京太郎「恥ずかしいならやらないでくださいっ!! でもして欲しい!!」キリッ 俺を取り巻くみんなが、ちょっぴり変だってことも 京太郎「んぁー!?」ビクンッ ピンポーン ガチャッ 京太郎「!?」 でも、一番忘れてはいけないことを忘れていた 京太郎「こ、この感じは……?」ガタガタ それは―― 「久しぶりに見たら、随分と楽しそうやなぁ……」バキッポキッ 京太郎「ひゃ、ひゃひっ!?」 俺にとって、恩人でもあるこの人が…… 三三二ニ=. . . . . . . . . . . . . . . .} ’.三三二ニニ= . . . . . . . . . .__ノ三ニニ―==ニ二_ ̄三三二ニニ= . . . . .  ̄ ̄`ヽ '.三三二ニニ=. . . . . . . . . . . . . . .’. ’三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . . . . } }三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . | ,'i |三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . | . / i |三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . | ,′jノ三三二ニニ= . . . . . . . . . . . '三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . | ゙ゴゴゴゴゴッ!三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . |三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . | 三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . |三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . | 三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . | 竜華「少し、頭冷やそうか?」ニッコリ 京太郎「」 ウギャアアアアアアアアア!? マタンカイゴルァァァァァ!! ユルシテクダァァァイ! ユルサヘェェェン!!ウチトモイチャイチャセェヤァァ!!! ナンノハナシデスカァァッァ!? ス、スッキャネーン! 怒らせると――滅茶苦茶怖いってこと 照「んふっ……ご馳走様♪」 カンッ!! 355 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 00 04 46.44 ID AdqvFRsQo [1/9] 【数日前 京太郎のアパート】 ジャラジャラ 衣「おい、きょうたろー!」 京太郎「はい? どうかしまたか?」 衣「今日こそは衣が勝つからなっ!」ニッ 京太郎「あはは、この間のはまぐれですからね」 ジャラジャラ 小蒔「いえ、京太郎さんはお強いと思いますよ」クスクス 京太郎「小蒔さんだって、寝ていなくてもかなり打てるようになりましたよね?」 ジャラジャラ 淡「まぁ、お兄ちゃんはムラッ気あるよねー。そんなんじゃダメダメー」ニヤリ 京太郎「ま、俺は初心者みたいなもんだし」カチャカチャ 照「京ちゃんがんばー!」 咲「負けたらお仕置きだよー!」 京太郎「あのな、このメンツ相手に簡単に言うなよ」 衣「……」ゴゴゴゴゴッ 小蒔「……」スピーッ 淡「……」ズモモモモッ 京太郎「……さぁ、やるか」ドドドドッ ~~三十分後~~ 京太郎「……」 衣「」アヘ 小蒔「」ガオ 淡「」ダブル 照「」ピース 咲「」ビクンビクンッ 京太郎「……えっ?」 ~~一方その頃~~~ 菫「んひゃっ!?」ビクンッ! スッ ジワァ 菫「……うぅっ、またか」ヌギヌギ 弘世ママ「(また漏らしちゃったのね……)」 テーレテレレレー♪ 衣、淡、小蒔に宿っていた力が戻ってきた! 雀力が30増えた!!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2154.html
まんまと照を個室に連れ込んだ京太郎、しかし彼はあまりにも甘かった 彼はいつのまにかズボンのベルトを緩められていたのだ 足元にいきなりずるりと落ちるズボン、それを照の足がひっかけて後ろへ引く 早技に転ばされた京太郎は受身を取る暇さえなく、床にびたーん!と叩きつけられた 照の眼下にむき出しになった京太郎のケツ、彼女の手が渦を巻いた 照のドリルハンドでケツ穴を抉られる京太郎 「おごおお!!」泡吹きながら昇天しそうになるも照のもう一方の手が寸でで握りこんで食い止める 出したいのに強制的に堰き止められ、京太郎悶絶 仰向けに寝かせられた京太郎の痛いほど張り詰めた股間の上に膝立ちする照 「さて、どれほどのものか」それだけ言い放つと照の尻はまっすぐ降下していった 京太郎の腰の上で密着した白糸台の制服スカートに包まれた腰が八の字ダンスを踊る 時折ひらりとめくれあがり、照と京太郎の結合している様がお目見得する ぎっちりと飲み込まれた京太郎のペニスは照の括約筋に我が物顔でしごき抜かれ 彼女の愛液塗れで苦しげに戦慄いていた 「はあ!はあ! いきたぃ いきたいよ… 咲のお姉さん…」 「…図体ばかりでなんと呆気ない みっともなくぶちまけるがいい…」 照は堰き止めていた括約筋を緩める、次の瞬間京太郎の精巣から怒涛のごとく遡り、 一挙に照の一番深い所で噴き出した 「くっ… 量はさすがに…」 照は腰を浮かせようとしたが、すかさず京太郎の腕が彼女の腰をとらえ、己れに押し付けた どくっ どくっ… 京太郎から発する脈打ちが照の尻を震わせる 照の子宮も産道も京太郎のにおいでどろどろに溢れかえる 「あ… あぁ…」 不覚にも照は軽くいってしまう 京太郎の上体に照の上体が倒れこんで来て、彼女の唾液を滲ませた唇が彼の唇を唐突に奪った 年下男にいかされたことを誤魔化す為の照の強引な口付け 「ん… んぐ… ちゅ…ぷぅ…」 京太郎の射精が止まっても下半身の結合を解かぬまま、 二人の制服が照から滴れた液で染みになりかけていても、 しばらくの間二人の舌は唾液を絡ませあっていた 制服を整え、部屋をあとにする照 部長の命令で照を籠絡する作戦は京太郎の惨敗という形で幕を閉じたのだった
https://w.atwiki.jp/sangamaki/pages/72.html
. 好きな人に愛の告白、というものには誰しも憧れがある 例えば、自分の誕生日に帰り道の公園で幼馴染から……とか、卒業式の夜、二つ上の外国人の先輩に呼び出されて……とか 例えば、卒業式の日に誰もいない部室で先輩と……とか、インターハイで優勝した後の打ち上げの最中に呼び出されて同級生から……とか 他にも、ただの会話の途中でさらっと……とか、下宿を去るときに呼びとめられて……とか 俺は受動的なものしか経験していなかったけれど、そのときに彼女たちから伝えられた言葉は、何とも嬉しかった そう、それはとても拒否しがたい言葉だった 一番最初の告白を受けて十年後、とうとう彼女たちの誘惑に負けて、六人の彼女と肉体関係まで持ってしまった俺は罪悪感に苛まれながら、プロ雀士として平凡な日々を過ごしていた そして、俺は今日、大事な話があるということで六人目の彼女の部屋を訪れていた 俺の隣に座る彼女は愛おしそうに腹を撫で、俺に告げた 霞「おめでたです、って」 この光景は、もう見飽きた 照「おめでた?らしい」 エイスリン「きょうたろう、子どもだって」 憩「おめでたらしいですーぅ」 咏「生理が……来ないんだよ」 郁乃「こん中に赤ちゃんがおるんや」 これが六回目だった 三者三様に笑いながら、一人は疑問符を浮かべながら、もう一人はいよいよ自分の幼児体型がおかしいんじゃないか、と不安を抱きながら その報告を聞く度に、俺の背中に自責の念が降り積もっていった 霞「……他の子たちと相談して決めたんだけどね」 霞「みんな、京太郎くんの子どもを産もうってことになったの」 霞「みんな同じくらい京太郎くんのことが好きで、京太郎くんもみんなのことが好きなんでしょ?」 そう問いかける霞さんの笑顔に、怒りも悲しみも見えなかった 夕飯をいただいて、家を出る 街の明かりは俺を憐れむように暗く輝いて、降り出した雨は項垂れる俺の頭を叩いて行った 俺が優柔不断なせいで、彼女たちには嫌な決断を強いてきた 初めから断ってさえいれば、彼女たちには他の生活があったはずだ 他の誰かと結ばれて、家庭を築き、自分だけを愛してもらう 俺は、そんな彼女たちの未来を潰してしまったのだ 誰一人として、俺を裁かず、蔑まず、責めない そんな日常に、嫌気が差していった 肩に付いた水滴を払い、ドアを開けると、寂しい居間が俺を迎えてくれた プロになって借り始めたこの部屋は四年の間、俺の一人暮らしだった 誰もいないから自分で料理をして、誰もいないから俺だけで寝ていた ……ああ 誰もいないのなら、自分で裁くしかないのか 誰も与えないのなら、自分で与えればいいんだ やはり俺は莫迦のようだ 剃刀の切れ味は鋭く、人の血は勢いよく飛び出す 顔はそっと冷めるように、心臓は速く鼓動を打つ これが俺の俺への報い 救いようのない俺に対する俺の罰 血の海へ倒れこむ音が、聞こえた
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/686.html
その1 まとめに戻る その3 番外編【船Qがモニター見すぎて疲れてるから肩をもんであげる】 番外編【依存りゅーか】 番外編【りゅーかに胸部マッサージ】 番外編【竜華と新婚さんごっこ】 番外編【怜とお医者さんごっこ】 番外編【じゃあトキの前でセーラとプロレスだ!】 【帰りが遅くなった泉を送って、空に星が瞬く夜道を、なんでもないようなことを話ながら二人で歩いていたら泉が自分の恋心に気づく展開】 番外編【ロン(物理)体験会】 番外編【ロン(物理)※ただしゲス】 番外編if【姫様、京ちゃんと婚約】 番外編【雅枝さんと遊園地】 ~【雅枝さんと遊園地】After~ 番外編【長年連れ添った嫁の最後を看取る夫ごっこ怜と京太郎】 番外編【竜華とロッカー】 番外編if【姫様と婚約したことを千里山の皆に発表】 番外編if【姫様と京ちゃんで遠距離恋愛するかどっちかに移住するか相談】 番外編【泉と二人羽織】 【二人羽織りリトライ】 番外編【怜の体拭き】 【怜の体拭き】【布団に潜った所からエロ展開になるif】 番外編【船Qがモニター見すぎて疲れてるから肩をもんであげる】 船久保「んー…」ゴリゴリ 京太郎「肩凝りですか?船久保先輩」ソノオモチデ? 船久保「モニタとにらめっこですからね…そら肩も凝りますわ」ハッタオシマスヨ? 京太郎「なるほど…。でしたら肩揉みでもしますよ。一応マネージャーですから」 船久保「…た…たまには…そういう仕事をするのもいいんじゃないですかね…?」 ……… …… … 船久保「あー…そこちゃうで…。もうちょい下や」 京太郎「ここですか?」グッ 船久保「今度は下過ぎや」 京太郎「すいません…何しろ(船久保先輩の肩を揉むのは)初めてですからツボがわからなくて…」 船久保「せやったら段々回数こなせばええやん…んっ…そこぉ…」 京太郎「ここですか?」グッ 船久保「あぁ…そこ気持ちいいです…」 京太郎「……先輩?」 船久保「なんや須賀君?」 京太郎「俺もノっちゃいましたけど……」 竜華「……」カァァ 怜「……」/// セーラ「……」プシュー 泉「……」アワアワアワアワアワ 京太郎「…これ以上は大変なことになるかと」 船久保「せやね。せやけど肩揉みは続けてーな。須賀君上手いから気持ちええんや」 京太郎「はいはい。わかりましたよ」ギュッ 船久保「あ~ぁぁ…」ゴクラク 京太郎「喜んでもらえるなら何よりです。…あ、どうせなら他のみなさんもこの後やりましょうか?」 船久保「えっ…?」 京太郎「あれ?何かマズかったですか船久保先輩?」 船久保「……………別に」 京太郎「?」 船久保「………とりあえずまだ肩凝りとれへんから肩凝りとれるまで続けてーや須賀君」 京太郎「はいはいわかりましたよっと」グッ 船久保(………なんとなく…この辛い肩凝りに…消えるなと思う自分がいる。…なんでやろなぁ?)ハテ? 船久保(……ま。今はええわ…。このままで…十分幸せやし)ホッコリ fin! 番外編【依存りゅーか】 京太郎「んあー…っ。授業終わったぁ…飯だ飯!」ガタッ 竜華「すーがーくんっ」 京太郎「部長?どうかしました?」 竜華「おーひーる!一緒に食べようや!」ニパッ 「!?」ガタッ ユルスマジスガ… バクハツシロ… シミズダニセンパイハオレノヨメ… スガキョウタロウニシヲ… 京太郎「ぶ…部長!逃げましょう!」ダッ 竜華「嫌や」 京太郎「このままじゃ俺殺されかねませんから!」 竜華「須賀君が手をとってくれなきゃ動きたくなーい」 ユルサン… スガノセキネーカラ… オレノコトヲヨウシニシテクレ… 京太郎「あーもう!行きますよ部長!掴まっててくださいね!」ダッ 竜華「当然やろ!一生離さへんで須賀君?」ニコッ ……… …… … 京太郎「とまぁ屋上まで逃げてきましたけど」 竜華「丁度ええわ。お昼にしよーや」 京太郎「あ、俺弁当…教室…」 竜華「須賀君の分も作ってあるでー?」 京太郎「ホ…ホントっすか!?是非頂きます!」 竜華「いっただっきまーす」 京太郎「…ってあれ?その話に出てきた弁当は?」 竜華「あげてもいいけどー…」スッ 京太郎「なんすか?箸?」 竜華「あーん」アーン 京太郎「え?」 竜華「須賀君が食べさせてくれたらお弁当あげるー」 京太郎「え?え?」 竜華「…………………」 竜華「…………嫌?」ウルウル 京太郎「うっ…」 竜華「……ウチ…須賀君に嫌われてもうた…もうイヤや…」スタスタ 京太郎「し…します!しますから!危ないんで帰ってきてください!」 竜華「はーい」 京太郎「…は…はい…あーん…」 竜華「あーん」モグモグ 竜華「はい須賀君あーん」 京太郎「あ…あーん…」パクッ 竜華「どや?美味しい?」 京太郎「お…美味しいです」 京太郎(…けどメッチャ恥ずかしいんだけど!) 竜華「………ねぇ須賀君?」 京太郎「え?はいなんですか?」 竜華「ウチね…もう須賀君無しじゃ生きられへん」 京太郎「ぶっ!い…いきなり…な…何を言ってるんですか!?」 竜華「須賀君にならウチのこと全部あげる…なんだってする…せやから須賀君のことウチに頂戴?」 京太郎「ぶ…部長…?」 竜華「…もうな。須賀君が他の子と話してるの見たくないんや。…なんか苦しいから…。せやから」 京太郎「え…いや…何をいきなり…」 竜華「ウチは須賀君のものやから…須賀君もウチのものになって?ね?」 京太郎「部長!?い…一旦落ち着いてください!何を言ってるのかわかってます!?」 竜華「当たり前やろ」 竜華「ウチはもう須賀君無しじゃ生きられへん。せやから一生須賀君と一緒にいる。なんなら留年したって良いし、須賀君と一緒にいるためならなんだってするで?」 京太郎「………部長。ホント落ち着いてください…」 竜華「…嫌なん…?ウチじゃ嫌なん…?」 京太郎「いやそういうわけじゃ…」 竜華「ウチ…須賀君に嫌われたらもう生きられへん。須賀君が傍におらんことに耐えられへん。な?ウチと一緒に居てや。ずっと」ギュッ 京太郎「…部長…」 竜華「…一人は…寂しいんや…辛いんや…苦しいんや…でも…須賀君が一緒だから…一緒にいてくれるから…」ギュッ 京太郎(…な…なんか…放っておけないのはなんでだろうな…)ナデナデ 竜華「…えへへ。…嬉しい」ニコッ fin! 番外編【りゅーかに胸部マッサージ】 竜華「ううぅ…」 京太郎「どうしたんです部長?」 竜華「いやぁ…肩凝りが酷いんや…」ゴリゴリ 京太郎「へー…何か原因でも?」 竜華「あー…男の子にはわからんのや…重いんよ。女子は」 京太郎(…?) 京太郎「…そういうことなら俺にお任せあれ!」 竜華「なんかしてくれるんか?」 京太郎「今まで丁度マッサージの本を読んでたんです!試させてください!」 竜華「おー…マネージャーらしい仕事やなぁ…ほな頼むわ」 ……… …… … 京太郎「えっと…女性の肩凝り解消のページはっと…。これかな?」 竜華「つーらーいー…」 京太郎「あー…とりあえず肩揉みしますね」 竜華「あぁぁ…気持ちええわー…。あ、須賀君もうちょい左ー」 京太郎「はいー」 竜華「うきゅー…」 京太郎「さて…肩凝り解消のマッサージ試しますねー」 竜華「頼むわー」 京太郎「えっと…『胸の下あたりに凝りがあります。ほぐしましょう』…?」 京太郎(…というか俺後ろに回ってるから胸の下あたりとかどの辺かわからねーじゃねーか…) 京太郎(…この辺?)フニッ 竜華「ひゃんっ!?」 竜華「ど…どこ触っとんねん!」 京太郎「す…すいません!どの辺か迷ってしまって…。…この辺…?」モミモミ 竜華「あっ…ひゃう…ちょっ…ちょ…すがっ…くっ!」/// 京太郎(『胸の下あたりから脇にかけて揉んでいきます』…か)モミモミ 竜華「んにゃっ!?…あっひゃっ!くっ…くすぐった…須賀君!」 竜華「あはははは!ちょっ…苦し…あはははははは!止めっ…止めて…ひはは…」クネクネ 京太郎「あっ!あんまり動かないでください!手がずれちゃいますから!」ムニュムニュ 京太郎(…あれ?なんか凄い柔らかいんだけど。…なんだこれ?)モミモミ 竜華「ひゃあっ…ちょ…須賀君!?ど…どこを…その…も…も…ひゃうっ!」/// 京太郎「部長ー。やっぱり後ろからはやりずらいんで前回っていいですか?」モミモミ 竜華「も…もうやらんでええぇぇぇぇぇ!」/// fin! 番外編【竜華と新婚さんごっこ】 京太郎「ちわーっす」ガチャッ 竜華「やり直しー」バタン 京太郎「………………」 京太郎「えっ?」 京太郎「…お…遅れましたー」ガチャッ 竜華「わんもあー」バタン 京太郎「…………………」 京太郎「…不肖!須賀京太郎!千里山高校麻雀部部室に…いざ参る!」ガチャッ 竜華「アホかいな」バシッ 京太郎「どうしろって言うんですか!?」 ……… …… … 京太郎「し…新婚さんごっこ…?」 竜華「せや。まぁ色々と訳ありやねん」 京太郎「まぁ…そういうことなら…。……ただいまー」ガチャッ 竜華「おかえりー」 竜華「お風呂にする?ご飯にする?」 京太郎(…………!?)ゴクリ 竜華「……………………」 竜華「…………須賀君?」 京太郎「………あれ?…『そ・れ・と・も』は無いんですか?」 竜華「…?ご飯とお風呂以外に何かあるん?」 京太郎「………なんでも無いです…」 ……… …… … 竜華「須賀君ー?」 京太郎「なんです部長?」 竜華「…須賀君…「新婚さんごっこ」なんやから部長はないやろ部長は…」 京太郎「あー…そうですねー…。え…っと…りゅ…竜華さん…?」 竜華「…及第点やな」 竜華「では改めて…須賀君ー?」 京太郎「部長」 竜華「なんや須賀君!さっき言ったことも忘れたんか!」 京太郎「これは「新婚さんごっこ」ですよね?」 竜華「せやで!」 京太郎「………………」ニヤッ 京太郎「だったら…「須賀君」はおかしいですよね?」ニコッ 竜華「あ…ぅ…」 京太郎「はい。やり直しですよ?」 竜華「え…でもでもでも…。そんな…名前呼びなんて…は…恥ずいし…」 京太郎「俺は呼びましたよ?竜華さん?」 竜華「ぅ…。きょ…、き…ぅ…ろぅ…」ボソボソ 京太郎「聞こえませんよ?」 竜華「きょ…きょ…京太郎君!」/// 京太郎「何かな竜華さん?」ニコッ 竜華「はうっ…」/// 竜華「や…やっぱし終わり!終わりや!新婚さんごっこ終わりぃ!…この部室暑い!ちょっと外行ってくる!」ダッ 京太郎「いってらっしゃい。竜華さん」ニコッ 竜華「あ…あぅあぅ…」/// アワアワ fin! 番外編【怜とお医者さんごっこ】 怜「…なぁ須賀君?」 京太郎「なんでしょうか?」 怜「お医者さんごっこって知っとる?」 京太郎「ぶっ!?」 怜「いやな?今日廊下で男子が「お…おらは幼女とお医者さんごっこするのが夢なんだな!でふゅでふゅ」ってゆーとったんや。…で…「なんやこの人は将来小児科の医師にでもなりたいんやな。ええ人や」って思て」 京太郎「先輩!?違う!凄く違う!その人真反対ですよ!」 怜「フナQに話したらこっぴどく叱られてん。そんなにお医者さんごっこってアカンの?」 京太郎「あ…あああ…当たり前ですよ!」 怜「んー。ようわからんから須賀君。ちょっとやろうや。お医者さんごっこ」 京太郎「え?」 ……… …… … 怜「とりあえず最初はウチがお医者さんやるで」 京太郎「あー…そうですねー…はいー…」 怜(いつもは患者なのに…。…なんか新鮮や…!)キラキラ 怜「というわけでまずは形からや」ナース 京太郎(……すばらっ!)グッ 怜「はーい。患者さんどうぞー」 京太郎「ゴホッゴホッ。すびばぜん…鼻と喉が…ゴホッゴホッ…」 怜「それはアカンなぁ…。ほな体温計るでー」ミミデハカルタイプ ピッ 怜「あー…熱あるやん」 京太郎「ホントでずか…」ズビーッ! 怜「喉見るでー」 京太郎「う゛ぁい」 怜「あー…赤いでー喉」 怜「次はー。聴診やねー。胸出してーな」 京太郎「はい…」 怜「ふーん。ふんふんふん」 怜(…意外に筋肉あるなぁ…。というか…これが男子なんやね…女子と違ってガッチリしとる…) 怜「終わりやー」 怜(…?ほら…何も疚しいことないやん!フナQは何を言うてんねん!) 怜「じゃあ交代や」 京太郎「ほ…ホントにやるんですか…?」 怜「流石に自分だけやるんは変やろ。任せとき!患者役なら朝飯前や」 京太郎「え…えーと…じゃあ…ね…熱計りますねー…」ピッ 怜「ケホッ。ううう…寒気がぁぁ…寒気がぁぁ」カタカタ 京太郎「喉見ますから口開けてくださーい」 怜「………………」 京太郎「………先輩?」 怜(…………恥ずい…。須賀君の目の前であーんなんて…)/// 怜「あ…あーん…」 京太郎「あー。か…風邪ですかねー…」 京太郎「え…えっと…その…あの…」アワアワ 怜「なんや?次は聴診やろ?…ウチは服を…」ハッ 京太郎「わ…わかりましたか先輩…?」 怜(…この流れやと…その…ウチ…須賀君に…その…胸…見せることになるやん…)/// 怜(…ってことはフナQが怒っとったのはそういうこと…!?…え?…じゃあウチ…) 怜(…お医者さんごっこやろう…なんて…須賀君に…須賀…君…に…)/// 京太郎「え…えと…せ…先輩…?」 怜「…あわあわあわ」アセアセ 怜「えっとやね!その…し…知らんかったから!?その!…変な意味は無かったって言うか!」アセアセ 京太郎「わ…わかってますから!先輩!大丈夫です落ち着いてください!」 怜「…せ…せやから…き…嫌わんといて…須賀君…」ウルウル 京太郎「わかってますってば…」 怜「へ…変な子やて思われたくない…須賀君…お願いやから…」ウルウル 京太郎「…………」ギュッ 京太郎「大丈夫ですから。ちゃんとわかってます。大体何があったって先輩のことを嫌いにはなりませんよ」ギュッ 怜「…須賀君…おおきに…」ギュッ ……… …… … 怜「須賀君。プロレスごっこってなんや?」 京太郎「えっ?」 fin! 番外編【じゃあトキの前でセーラとプロレスだ!】 怜「須賀君プロレスごっこってなんや?」 京太郎「えっ?」 怜「プロレスってスポーツやろ?ごっこてなんやごっこて。そんなこと言うたら「野球ごっこ」「サッカーごっこ」「セパタクローごっこ」とかなってまうやん」 京太郎「なんでセパタクローをチョイスしたんですか!?」 ……… …… … 京太郎「とにかく…この前の二の舞ですからこの話題は終わりです」 怜「う…せやな…。こないだみたいのはゴメンや…」 セーラ「京太郎ー!プロレスしよーぜー!」バンッ 京太郎「」 怜「あ。ちょうどええわセーラ」 セーラ「なんや怜?」 ……… …… … 京太郎「え…えーと…セーラ先輩は…どうしていきなりプロレスを…?」 セーラ「昨日テレビでなんかの決勝見ててん。「これや!」と思ったんや」 京太郎「なぜ思ってしまったのか…」 セーラ「ほないくでー!筋○バスターや!」ダッ 京太郎「待ったぁぁ!それはマズいですから!」 セーラ「待った無しや!」ガッ 京太郎「うわぁぁぁぁ!!」 ……… …… … 怜「………あー…お茶美味しい」ズズズ 京太郎「」 セーラ「てやー」メキメキメキ 京太郎(おかしい……) 京太郎(…女子とプロレス→「はっはっはホールドしちゃうぞー」「きゃー須賀君に抱きしめられてるみたいー ポッ」……とか…) 京太郎(…「えーい!」「うわっ!なんとか抜け出さなきゃ!じたばた」「きゃっ!もー!どこ触ってるのよー!」) 京太郎(…とかそういうのが無い!…なんというか締めがしっかりし過ぎててそんな余裕無い!) 怜(うーん…。これのどこが恥ずかしいことに繋がるのか…全くわからへん…)ズズズ セーラ「うりゃーぁ!」グッ 京太郎「」 怜(…んー。合法的に抱き合えるとか…タッチ出来るとか…?) セーラ「どや?降参したらどうや京太郎」 京太郎「」 怜(………ん?) 怜(…えっと…なんか…須賀君…気絶してへんか?) セーラ「おーい京太郎ー?」グググ 京太郎「」 怜「セ…セーラ!ストップ!ストップや!」 セーラ「へ?」 怜「アカン!須賀君落ちとる!どないしよ!?」アワアワ セーラ「うわわわわ!?見てなかったけど…あ…青ざめとる…!どーすりゃええねん!」 怜「………じ…人工呼吸…とか…?」 セーラ「」ピタッ 怜「じょ…冗談やて…。ウチ保健の先生呼んでくる!」タタタッ ……… …… … セーラ「ぅぅぅ…きょ…京太郎…ゴメンなぁ…」グスッ セーラ「オレ…そんなつもりじゃ…ぐすっ…頼むから起きてーな…っ」 セーラ「………………」 怜『人工呼吸とか…?』 セーラ「…せ…せやな…。責任は…ちゃんと取らな…」スッ セーラ(は…恥ずかしがっとる場合ちゃうねん…!動け…動けオレ…!)/// セーラ「…………………」 京太郎「はっ!?」 セーラ「うわおう!?」ビクッ 京太郎「あ…あれ…?俺は…?…あれ?なんでセーラ先輩に膝枕されて…?」 セーラ「きょ…きょう…た…ろ…ぐすっ…うぇぇ…ひっく…うぇぇぇぇぇ…」ポロポロ 京太郎「えぇ!?セ…セーラ先輩!?どうしたんですか!?……っ!」 京太郎(そうだ…!俺セーラ先輩に落とされたんだっけ…) セーラ「オレのせいで…京太郎が…もう…起きないんじゃないかって…ううっ…ゴメン…ゴメン…」 京太郎「…とりあえず涙拭いてください。ハンカチ貸しますから」スッ セーラ「ゴメン…京太郎…ぐすっ…ほんまに…ぐすっ」 京太郎「……………………」 京太郎「…………あー…。セーラ先輩。俺なんで気絶してたんですかね?」 セーラ「う…それは…オレが…」 京太郎「さっきまで俺は園城寺先輩と話してたんですけど…あー…よく覚えてねーや」 セーラ「きょ…うた…ろー…?」グスッ 京太郎「よいしょっと」 セーラ「あっ…ま…まだ横になっとった方が…!」 京太郎「平気ですよ。それに…」ギュッ 京太郎「立ち上がらないと…こうは出来ませんから」 セーラ「…京太郎…」 京太郎「…俺…。セーラ先輩の傍にいますから。どんなことがあっても。だからセーラ先輩も笑っててください」 京太郎「…俺…笑顔のセーラ先輩が好きですから」ニコッ セーラ「きょ…京太郎…」/// 京太郎「だから泣かないでください。ね?」 セーラ「…………うん」/// 怜「セーラ!先生連れてきた…で…」 怜「……………………」 怜(……な…なんか抱き合っとる…) 怜「……なるほど。プロレスごっこはアカンね」バタン 京太郎「ちょっと園城寺先輩!?何勝手に自己解決してるんですか!?」 fin! 【帰りが遅くなった泉を送って、空に星が瞬く夜道を、なんでもないようなことを話ながら二人で歩いていたら泉が自分の恋心に気づく展開】 泉「すっかり遅くなってしまいました…」 京太郎「あれ?二条まだ残ってたのか?」 泉「ウチはちょっと牌譜の整理を…須賀君こそ遅いですね」 京太郎「今日は雑用が少し多くてな…うわっ…真っ暗だな」 泉「まさかこんな暗くなるとは思ってなかったです」 京太郎「んー…この中二条一人帰らせるのもアレだしな…。女子の部屋まで送ってくよ二条」 泉「お…おおきに。須賀君」 ……… …… … 京太郎「いやぁ…すげえな…空」 泉「そうですね…。大阪じゃこんなに沢山は見えないですね…」 京太郎「…綺麗だな。凄く」 泉「…………」ドキッ 泉(…………?) 泉「そういえばモブ2ちゃんからメールが来たんです。須賀君がどのぐらい強くなったか気になるみたいで」 京太郎「アイツもなぁ…なんで俺につっかかって来るんだか…」ハァ 泉「あはは…」 京太郎「そーいや二条。合宿来て二条が遊んでるのあまり見たことないんだけど…どうしてるんだ?」 泉「…合宿ですからね。まぁ自分に出来ることをやってますよ。…そりゃ遊びたいですけど」 京太郎「ふーん。…んじゃ今度どっか行くか?」 泉「…え?」 京太郎「あ…あれ?嫌…だったか…?」 泉「そ…そうじゃないですけど…」 泉(…服…。どんなん持ってきたっけ…?あ…でも合宿だから…って一番のお気に入りは置いてきちゃったような…) 泉(…ってあれ?ウチはなんでお洒落のことを考えてるんでしょ?) 京太郎「良かった。どっか二条は行きたい場所あるか?…あ、どうせなら落ち着ける場所の方がいいか?」 泉「前みたいにファミレスで駄弁っててもいいですけどね」 泉(…そう考えると…話も合うし…色々気を使ってくれるし…須賀君といると落ち着く…のかもしれませんね) 泉(…なんかいつもより心音が大きく聞こえますね…。…なんででしょ?) 泉「…ウチはどこでもいいですよ」 京太郎「そうか?…んー…あ。二条ここちょっと段差だから気を付けろよ?」 泉「えっ?」ガッ 泉「きゃっ!?」 京太郎「………っと。危ないから気を付けろって」ガシッ 泉「あ…ごめんなさい」バッ 京太郎「………にしても…ホントに星が綺麗だな」 泉「…そうですね…」 泉(…須賀君…なんだか無邪気な目ですね…。男子ってこういうの好きなんでしょうか?) 泉(…須賀君の横顔…。…………)ポー 京太郎「?」 京太郎「二条?なんか顔に付いてるか?」ズイッ 泉「え?い…いやいや…。なんでもないです!」 京太郎「?まぁいいか。さっ。二条行こうぜ」ニコッ 泉「………!」ドキッ 泉(………ああ…なんだ…) 泉(さっきから心音がこんなに大きいわけ…) 泉(ウチ…須賀君のこと…) 京太郎「おーい。二条ってば?聞いてるか?」 泉「え!?」 京太郎「おう…そんな驚くなって…。…場所だよ場所。どこか候補決めといてくれな。無きゃ無いで俺が決めるし」 泉「…せやったら…落ち着くとこ」 京太郎「やっぱ落ち着くとこか…んー。どっかあったかなー」 泉「あ…あと出来れば近場で…」 京太郎「近場?そーするとホントにファミレスとかになっちまうぞ?」 泉「別にそれでもいいですよ」 泉「だって………」 京太郎「?」 泉「……なんでもないです」ニコッ 泉(…須賀君と長く一緒にいられますしねっ!) 泉「あ…でもでもでも…や…やっぱりふ…二人きりは…恥ずかしい気が…」ゴニョゴニョ /// 京太郎「?」 fin! 番外編【ロン(物理)体験会】 菫「………おい照」 照「……何?」 菫「…なんだこれは?」 麻雀部の麻雀大会! ザワザワザワ…… 照「…皆様本日はお集まりいただきありがとうございますっ」ニコッ 照「白糸台高校麻雀部主催の麻雀大会!是非とも楽しんでください!」 照「……ということ。…この前インタビューされた雑誌の企画」 菫「……なのに白糸台主催なのか?」 照「先生方が乗り気らしい…」 菫「…はぁ…。仕方ないな。人が集まってしまったことだし今更どうこうは言えない」 淡「テルー」トテトテ 照「司会進行は頼んだ。私は毎回卓に入らなきゃいけないらしいから…」 淡「はーい」 淡「じゃあみんな空いてる卓に入ってねー」 ……… …… … 京太郎「よろしくお願いします!」 照「よろしくお願いします」 菫「よろしくお願いします…」 京太郎(…ま…まさか本当に当たるなんて…。チャンピオンに…) 照「…始めるか」 菫「…おい照。これは本気でやるのか?」コソコソ 照「当たり前。全身全霊で当たらないと失礼」 菫「いや…その…まぁいいや…」 京太郎「俺が起家かぁ…」 照「…………………」ゴゥッ! 菫(…゙照魔鏡゙…本気か…。…仕方ない) ……… …… … 京太郎「ツモッ!2000オールですっ!」 照「…………………」 京太郎(おおぉ!?俺…チャンピオン相手にあがった!行けるかも!?) 京太郎「連荘ですっ!」 照「ツモ…400・600」 京太郎(あれっ?) 照「ツモ1000・2000」 照「ロン。6400」 照「ツモ。3900オール」 ……… …… … 京太郎「と…止められねぇ…」 菫(………………………) 京太郎(…………なんかこいっ!) 京太郎(……お?…好配牌…?)カチャ 京太郎(…ま…また入った…!?こ…これならっ!) 京太郎「三順目…!リーチだっ!」ビシッ! 照「…………!」 「…ロン」 京太郎「……え」 京太郎(……チャンピオンじゃなくてこっち…!?) ドシュッ! ゴッ! 京太郎「……は…?」ガタンッ! 菫「…3200」 ……… …… … 菫「…ロン。3900」ドシュッ! 京太郎「ぐっ…がぁぁぁ!」バキバキバキ 菫「…君の飛びで終わりみたいだな。…ロン。12000」ドシュシュッ! 京太郎「うわぁぁぁ!」ドーン! 照「………あ…吹っ飛んだ先でお茶被った…」 淡「うわぁ…派手に吹っ飛んだねぇ。おーい。生きてるー?金髪仲間ー」ツンツン 菫「…すまない…。手を貸すから起き上がってくれ…。すまないが大星も手伝ってくれ」スッ 淡「はーい」スッ 京太郎「すっ…すみません…。イテテ…目が開けられな…」スッ 淡「んっ…」フニ 菫「…っ!」ムニッ 京太郎(あれ?なんか手の感触じゃない…?)サワサワ ムニムニ 菫「………っ~~!」 菫「……………!」ドシュッ! 京太郎「ぎゃああぁぁ!?なんでぇぇぇ!?」ゴキゴキゴキ fin! 番外編【ロン(物理)※ただしゲス】 京太郎「麻雀をしましょう」 竜華「なんや藪から棒に」 京太郎「いや…麻雀をしましょう」 怜「それはええけど…二人余るやん」 京太郎「問題ないです。4麻したあと3麻しましょう」 船久保「なんややる気ですね須賀君」 京太郎「ええ…とても」 セーラ「せやったらサイコロふるでー」 京太郎「ちなみに罰ゲームありですから」(ゲス顔) 竜華「…は?」 京太郎「ロンされたら放銃先の人に何かされる的な」(ゲス顔) 京太郎「まぁ具体的にはくすぐりかな」 怜「あー…まぁようは須賀君に振り込まなきゃええんやな」 セーラ「一種の特訓やな」 ……… …… … 京太郎「ロン。2000」 竜華「なっ…!?」 竜華(なんやこれ…!?直前でおかしな待ちに…) 京太郎「んー。いちいち中断するとあれですし…。最後まで貯めておきましょうか。部長は一回分」 竜華「…ウ…ウチが須賀君から直撃とったら相殺に…」 京太郎「してもいいんじゃないですか?」 竜華「よしっ! ……… …… … 京太郎「ロン」 京太郎「ローン」 京太郎「それです部長!」 ……… …… … 京太郎「さて。じゃあ始めますか」ワキワキ 竜華(なんで…連続放銃…こんなん今までせえへんかったのに…) 京太郎「じゃ。始めますねー」コショコショ 竜華「あはははははは!ちょっ…くすぐっ…あはははは!」 竜華「あはははは!ひっ…ひっ…ははっ…」 京太郎「部長脇腹弱いですね」コショコショ 竜華「わ…わかっ…とるんっ…やったら…止め…ひー…ひー」 京太郎「えい」ツー 竜華「~!」←背筋なぞるあれ 竜華「な…なんや須賀く…」 京太郎「はい続きです」コショコショ 竜華「あはっ…はぁ…も…もう…やめ…はぁっ…はぁ…」 京太郎「ふっ」 竜華「ひんっ!」 京太郎「あ、耳も弱いですか?」 竜華「はぁ…はぁ…も…もう止めてーな…須賀君…」 京太郎(…さっきからオモチが…揺れてるんだよなぁ…)(ゲス顔) 京太郎「うーむ…」コショコショ 竜華「はっ…はぁっ…」 京太郎「えい」ムニッ ムニッ 竜華「んぅっ!な…な…!?」 竜華「はぁっ…あっ…んんっ!…はぁっ…」 竜華(アカン…疲れて…抵抗出来へん…んっ!) 京太郎「………………」モミモミ 竜華「あんっ…はぁ…す…須賀く…ぅんっ…あぁ…」 竜華「だっ…だめぇ…んっ…あっあっ…あっ…」 竜華「すっ…須賀君!須賀君!あっ…」 竜華「あああぁぁぁ!」 京太郎「はっ!」ガバッ 京太郎「……夢かよぉぉぉ!」 京太郎「うわぁぁぁ!寝かせてくれぇぇぇ!」 fin! 番外編if【姫様、京ちゃんと婚約】 ※今後番外編で姫様になったら設定引き継ぎ。 あらすじ いつぞやのお話し。 なんやかんやで姫様達の裸を見ちゃった京太郎。 小蒔「…せ…責任…と…とってください…!」/// 京太郎「え…えっと…!そ…そんな簡単に言う台詞じゃありませんよ神代さ…」 小蒔「違いますっ!」 京太郎「っ!?」 小蒔「違います…違いますよ…そんな簡単に言ってるわけじゃありません…。…わ…私…そんなに…軽い女の子に見えますか…?」ウルッ 京太郎「い…いえ決して!…そういうわけじゃ…ないです…」 小蒔「わ…私は…ずっと言いたかったんです…」 小蒔「初めて会ってから…確かにまだ数日ですけど…ホントに楽しかったです…ホントに…」 小蒔「わ…わ…私は…!じ…神代小蒔は…須賀…京太郎君のことを…!」 京太郎「じ…神代さん!落ち着いて!ゆ…ゆっくり考えてから…!」 小蒔「お慕いしていますっ!ずっと!」 京太郎「っ…」 小蒔「……………………」 京太郎「……………………」 京太郎「………その…」 小蒔「…っ…」ダッ 京太郎「じ…神代さんっ!?」 小蒔(…聞きたくない…聞きたくないですよ…。私は…好きなんです…須賀さんが…)ダッ 京太郎「神代さんっ!」ダッ ……… …… … 霞「……………私達はどうしましょうか?」 春「……姫様を迎える準備…」 初美「なら一応藁人形作っておくのですよー」 巴「はっちゃん?それはシャレにならない……いやでもいっか」 ……… …… … 京太郎「神代さんっ!」 小蒔「い…嫌ですっ!言わないでくださいっ!」ポロポロ 小蒔「…辛いだけなら…聞きたくないですよ…ぐすっ」グスッ 京太郎「……………神代さん」ギュッ 小蒔「…………あっ…」 京太郎「…凄く…嬉しいです…でも…」 小蒔「…………………」 京太郎「大阪と鹿児島ですよ?…いいんですか…?」 小蒔「わ…私は…いつまでも…待てます…」 京太郎「………俺は待てませんよ…」 京太郎「俺だって…神代さんが…神代小蒔さんが…好きです…」ギュゥッ 小蒔「…!」 京太郎「……だ…だから…お…俺と…!」 京太郎「付き合ってくださいっ…!」 小蒔「…………嫌ですっ」 京太郎「………え?」 小蒔「嫌ですっ」プクーッ 京太郎「えっ!?…え…えと…言い方…!?…お…俺の彼女に…」 小蒔「いーやーでーすー」プクッ 小蒔「…そ…そうじゃなくて…」/// 小蒔「わ…私を…゙一生゙…幸せに…して…ください…」/// 京太郎「!」 京太郎「…はい…!…絶対に…!」ギュッ 小蒔「…嬉しいですっ…!…きょ…京太郎さんっ!」ギュッ fin! 番外編【雅枝さんと遊園地】 雅枝「…………………」ジーッ 京太郎「ツモ!3900オール!」 雅枝「…………………」ジーッ 京太郎「それローン!8000!」 雅枝「…………………」ジーッ 京太郎「ツ…ツモ…1300・2600…」 雅枝「…………………」ジーッ 京太郎「あ…あの…監督…?俺…何かしましたか…?」 雅枝「……………須賀」 京太郎「はい…」 雅枝「部活終わった後暇やな?」 京太郎「え?」 雅枝「ちょっと部室残りぃや」 京太郎「え」 雅枝「まぁええから」 京太郎「は…はぁ…」 ……… …… … 雅枝「よし。車乗りぃや」 京太郎「あの…一体どこに…?」 雅枝「ええからええから」 京太郎(お…俺…なんか危ない賭場とか連れてかれるんじゃ…) 雅枝「…………………」 京太郎(うわぁぁぁ…運転中だと尚更間が持たない…!) 京太郎「か…監督…どこに向かってるんですか…?」 雅枝「……とっても…楽しい所や」 京太郎(な…なんかヤバい…!?) ~遊園地~ 京太郎「…え?」 雅枝「なんや?こういうところは嫌いか?」 京太郎「いえ…そうじゃなくて…予想外すぎて何がなんだか…」 雅枝「…………さよか」 京太郎(…………あれ?) 雅枝「…でも折角来たんやし…入ろうや」 京太郎「は…はい…行きましょう」 ……… …… … 雅枝「…………これ…何が楽しいんや…?」 京太郎「いや…あの…コーヒーカップは回さないとイマイチっていうか…」 雅枝「なるほどな…これか」グルン 京太郎「まぁそんな感じです」 雅枝「ほー…」グルグルグル 京太郎「ちょっ…か…監督…!?」 雅枝「あーなるほどなぁ。回っとるわー」グルグルグル 京太郎「うわぁぁぁぁ!」 ……… …… … 雅枝「…………………」 京太郎「………………」 雅枝「………あー…気持ち悪い…」 京太郎「このノリは普通俺が酔うノリなんですけどね…大丈夫ですか監督」 雅枝「……………それ」 京太郎「え?」 雅枝「ちょっと今は監督いうの止めてーや…」 京太郎「え!?…えっと…愛宕先生…とか…」 雅枝「先生も余計や…。それに愛宕って言うんもなんとなく嫌やわ」 京太郎「えっと…じゃあ…雅枝…さん…?」 雅枝「それでええわ。よしっ次行くで…」フラッ 京太郎「おっとと…まだ休みますか?」ガシッ 雅枝「おおきに…でも…次や。…行くで」 京太郎(……………ん…?) 京太郎「ゴーカート…懐かしいなー」 雅枝「…須賀」 京太郎「はい?」 雅枝「レースや!敗けへんからな!」ビュン 京太郎「早っ!?」 京太郎「くそっ…!」 雅枝「勝負事に負けたくはないんや!」 京太郎「俺だって…!」 ……… …… … 京太郎「いやぁ白熱しましたねー」 雅枝「ギリギリで抜き返したのには燃えたわ」テクテク 京太郎「って…次はお化け屋敷ですか?」 雅枝「行くで」スタスタ 京太郎「ちなみにかん…雅枝さんはお化け屋敷大丈夫なんですか?」 雅枝「……………はぁ」 雅枝「須賀。ええか?お化け屋敷のお化けはそもそも作り物や」 雅枝「それに幽霊なんて存在するわけないやろ?人魂とかもちゃんと理論的に解明出来るものばかりで…」ペラペラ 京太郎「はぁ」 雅枝「そうして出てきた地中のリンと空気中の成分が化学反応を起こして人魂のようなものに…」ペラペラ 京太郎(……………やべぇ…教師モードになってる…) お化け「う゛ぁぁぁああ゛!」バッ 雅枝「!?」ビクッ ガシッ 京太郎「うわっ!?」 京太郎「いやー…いきなりで驚きましたね…。雅枝さん?」 雅枝「…はっ!」パッ 雅枝「……こほん。…ポルターガイストなんかも霊的な現象じゃなく…」 お化け「ぎゃああああああああ!」バッ 雅枝「っ!」ギュッ 京太郎「………………」 京太郎「…あのー…?」 雅枝「な…なんや!?須賀!」ウルウル 京太郎(……結局怖いのか…) 京太郎「あのー…かん…雅枝さん?怖いなら怖いで…」 雅枝「なっ…何言うとんのや!ナメてんのか!怖ないわ!」 京太郎「そうですか…?」 ガタッ 雅枝「ひっ!」ビクッ 京太郎「…あの…今…」 雅枝「怖ない言うとるやろ!校内ランク下げるで!?」 京太郎「理不尽だ!?」 お化け「きしゃあぁぁぁぁぁぁ!」 お化け「うわおうぁぁぁ!」 雅枝「…~~~っ!」ダッ 京太郎「あっ!?雅枝さんっ!?」 ……… …… … 雅枝「はぁ…はぁ…はぁ…」 京太郎「あの雅枝さん?」 雅枝「ちゃうで!眼鏡が吹っ飛んだんや!」 京太郎「いやかけて…」 雅枝「ええな?」ゴゴゴ 京太郎「はい…」プルプル お化けs「捕まえてやるぅぅぅぅ…!オオオォォ…!」 雅枝「きゃぁぁー!」ギュゥゥゥ! 京太郎「いてててて!?ま…雅枝さん!痛い!痛いですっ!」 雅枝「……………」プルプル 京太郎「あー…その…もう大丈夫ですよ…?」 雅枝「………………」 雅枝「………い…行くで!」カタカタ 京太郎(な…涙目で言われてもなぁ…) 京太郎「……最後は観覧車ですかー。定番ですね」 雅枝「あ…アカンかった…?」 京太郎「いえいえ。むしろ最後と言えばこれですよね」 雅枝「そう。…ほな乗ろうや…須賀」 ……… …… … 京太郎「うわー…高けぇ…。雅枝さんは高いところは平気ですか?」 雅枝「か…からかうな…。…くっ…覚えとき…須賀…」 京太郎「頂上までもうすぐですね」 雅枝「せやなぁ」 京太郎「………雅枝さん」 雅枝「…なんや?」 京太郎「ずっと…ずっと聞きたかったことがあるんです」 雅枝「言うてみぃや」 京太郎「…………………」 京太郎「…どうして今日は俺の顔色伺ってるんですか?」 雅枝「…バレた…?」 京太郎「…当たり前です。…何か理由があるんですか?」 雅枝「ふぅー…。…旦那はもうおらんねん。未亡人ってやつや」 京太郎「…へ?」 雅枝「…あの人がいなくなってから…結構経ったなぁ…。娘が二人おるんやけどな…」 雅枝「二人とも元気に育って…。…あ…洋榎は育ってないか…どことは言わんけど」 雅枝「…とにかく…。女手一つでここまで…よう元気に育ってくれたわ…オカン冥利につきるんやけどな」 京太郎「………………」 雅枝「…でも…最近思ったんや…。…家計のために仕事ばかりで。オカンらしいことしてやれたんかな…って」 雅枝「せやから…須賀には悪いけど…娘達を遊園地に誘えるかどうか…ちょっと予習したんや」 雅枝「…た…楽しかったか…?」 京太郎「……それは勿論ですけど…」 雅枝「…………はぁー。…少し肩の荷がおりたわ…」 京太郎「……大丈夫ですよ雅枝さん。心配することありませんって」 雅枝「…ホンマか?これで二人が「オカン…つまらへんわーセンスないわー」とか言うたら須賀のせいやで?」 京太郎「ありえませんって。雅枝さんの娘さんですからしっかりした子なんでしょうね」 雅枝「………勿論や」 京太郎「なら大丈夫ですよ」ナデナデ 雅枝「そっか…………」 雅枝「……ってなんで撫でとんのや!」 京太郎「あっ…つい…」 雅枝「………まぁ今回は許したるわ…」 京太郎「ありがたき幸せ」 京太郎「あ。もうすぐ一周ですね」 雅枝「せやな……。…須賀」 京太郎「はい?」 雅枝「……………おおきに」 京太郎「いえいえ。雅枝さんが良かったならそれで」ニコッ 雅枝「す…須賀は調子ええ…」 ガタン! 雅枝「わっ!?」グラッ 京太郎「雅枝さん!?」ギュッ 係員「すいませーん。ちょっと揺れちゃいましたねー…お疲れ様…でし…た…」 京太郎「あ」ギュッ 雅枝「え?」←抱かれてる 係員「………もう一周…します…?」 雅枝・京太郎「「結構ですから!」」 ……… …… … 後日。 京太郎「ツモっ!4000オールです!」 雅枝「須賀!ちょっと来ぃや!今の…」 京太郎「はいなんですか雅枝さん?」 竜華「…………………」 竜華「ん?」 怜「あれ?」 京太郎「え?」 雅枝「………阿呆…」/// fin! ~【雅枝さんと遊園地】After~ 雅枝「…………」チラッ 洋榎「いやー…そこはAやろー」 絹恵「お姉ちゃんここはBやで」 洋榎「いやー…正解はAやって」 絹恵「いやいやBが………」 洋榎「………Cかー…予想外やったわ」 雅枝「………………」チラッ 洋榎「あ、オカン」 雅枝「なっ…なんや…!?」ビクッ 洋榎「何を驚いとんねん…。…晩御飯は何やー」 雅枝「よ…予定はハンバーグや」 絹恵「……………」ハンバーグ 洋榎「……………」ハンバーグ 洋榎・絹恵「……………」ジュルリ 雅枝「…………………」カサッ 雅枝(はぁー…遊園地のチケット…買ったはええけど…うぅ…言うタイミングが…)チラッ 洋榎「よぅし絹。例にならってハンバーグの話しようや」 絹恵「お姉ちゃんはハンバーグになにかける?」 洋榎「言うてオカンのハンバーグは最初からチーズとソースついとるしな…そのままやな」 絹恵「………とまぁ例によって話はおしまいやな。…あ、テレビが遊園地特集に…」 雅枝「!」ガタンッ! 洋榎「ちょ!?オカンどないした!?」 雅枝「な…なんでもないー…」 ……… …… … 雅枝「出来たでー」コト 雅枝(計算は完璧や…!ハンバーグを置くときにコッソリとチケットも置く…!)スッ 絹恵「わーい!ハンバーグやぁー!」キラキラ 洋榎「待ってましたハンバーグぅ!」キラキラ 雅枝「……………ぐすっ」グスッ 洋榎「え…!?あれ!?オカンどないした!?」 絹恵「なんや!?救急箱いる!?」 雅枝「ちゃう!…ちゃうけど…!」ヒラッ 洋榎「ん?なんやこれ…遊園地のチケット…?」 絹恵「えっ!?遊園地!?」 雅枝「と…とりあえず…いただきます」 洋榎・絹恵「「………遊園地…。…………えへへ…遊園地…遊園地かぁ…」」エヘヘ 雅枝「…………………。えぇーい!折角作ったんやからハンバーグ食えやハンバーグ!」 fin! 番外編【長年連れ添った嫁の最後を看取る夫ごっこ怜と京太郎】 怜「…う…けほっ…けほっ…」 京太郎「怜…」 怜「きょ…京ちゃん…ウチ…ウチな…」 京太郎「もういい怜…。言わなくったって…全部わかってる…。だからもう…」 怜「ううん…これだけは…これだけは言わせてーな…けほっけほっ」 京太郎「怜…!」 怜「ウチ…京ちゃんに出会えて…幸せやったよ…」 京太郎「ああ…俺もだ…怜…!」 怜「ウチの…初めて作った手料理…美味しくなかったよね…?…完食してくれて…ありがとう…」 京太郎「怜の作った料理なら…!なんだって旨かったさ…!」 怜「二人でもう一度旅行に行こうって行ったのに…約束…守れなくてごめんな…」 京太郎「行ける…まだ行けるよ…」ポロポロ 怜「ふふっ…泣いたらアカンで…。…泣き虫京ちゃん…」 京太郎「っ…その呼び方は…止めろって…言っただろ…怜…」ポロポロ 怜「…ホンマに…ありがとう…ウチ…幸せでした…」 京太郎「怜っ!」ギュッ 京太郎「向こうでも…ここでも…生まれ変わっても…俺の嫁は…怜だけだっ…!」 怜「…おおきに…ウチの…ウチだけの…旦那様…」 京太郎「怜…!」ギュッ 怜「京ちゃん…!」ギュッ 怜「…嬉しい…京ちゃんの…いつもウチを守ってくれたこの腕の中で…。…これなら安心して…眠れるわ…」 京太郎「怜っ!?」 怜「…大好きやで…京ちゃん…」 京太郎「怜っ…。…ずっと…ずっと…一緒だ…。今までも…これからも…」ギュッ 「はいカットー!熱演でしたね!須賀君!園城寺先輩!」 怜「ほ…ほんまにこれを文化祭で流すんか…?」 「当たり前です!映像大賞狙ってます!…なのに…!」 「途中のと最後の!ギュッじゃないですよ!台本読みました!?」 京太郎「キ…キスなんて…するわけないじゃないですか!ねぇ!?園城寺先輩!」 怜「…せ…せやね…。で…でも映像大賞取るために…ひ…必要やったら…その…ウチは…す…須賀君なら…その…」ゴニョゴニョ 「せやったら撮ります?完全版!」 怜「……………………」←想像中 怜「……………………」 怜「…………………」ボンッ /// 怜「……む…無理や…」/// 「なら編集でなんとかしまーす」 怜「へ…編集でも…だ…だめええぇぇぇ!」 fin! 番外編【竜華とロッカー】 京太郎「おはようございます」ガチャ 竜華「ひっ!?」ビクッ! 京太郎「あれ?部長…早いですね?」 竜華「………しゃーない…見つかったからには…。須賀君…」 京太郎「は…はい…」 竜華「ウチな。……これからドッキリすんねん」 京太郎「…………は?」 竜華「このロッカーにやな?入って待機して…人が来たらこう…バーン!って」 京太郎「な…なるほど…」 竜華「ふふふ…浩子の慌てふためく顔が目に浮かぶで…!一回やってみたかったんや…!ドッキリ!」 京太郎「はぁ…。でも…それじゃあ俺はどうしましょうか?」 竜華「須賀君もやる?」 京太郎「んー…俺は…どうしようかな…」 竜華「まぁどっちにせ内緒やでー」 京太郎「わかってますよ」 ワカッタ ワカッタ ジャ マタアトデナ 竜華「わ…わわわ!?誰か来とる…!?」ワタワタ 京太郎「うわわわ!隠れないと!?」 ……… …… … 竜華「って…!なんで同じ所に隠れてんのや!」 京太郎「すいません…慌ててしまって…つい」 竜華「…はぁ。とりあえず最初の一人は諦めて一回出ようや」 京太郎「そうですねー」 雅枝「清水谷おるー?」ガチャ 京太郎(ダメだぁぁぁぁぁ!) 竜華「か…監督…!?出れへんやん!?」 雅枝「あれ?おらんのか。さっき職員室来たんやけどなぁ…待つか」 竜華(アウトやぁぁぁぁ!?) 京太郎「出たら俺…ヤバいことに…!?」 竜華「と…とりあえず監督がどっか行くまでの辛抱やで須賀君!」 京太郎「そうですね!」 ……… …… … 京太郎「あ…暑くなって来ましたね…」 竜華「か…監督…はようどっかいってーなぁ…」 京太郎「部長は大丈夫ですか?暑くないですか…?」 竜華「大丈夫…じゃないなぁ…」 京太郎「で…ですよね…」 竜華「ん…汗が足に…」モゾモゾ 京太郎「ぶ…部長…!あんまり動かないでください!」 竜華「あ…ごめん須賀君…」 京太郎(…太股はすごく柔らかかったですけどね!) 竜華「…………………」 京太郎(み…耳元で呼吸されると…なんか…その…!) 京太郎(ううう…ちょっとこの位置は…色々と良くない…)モゾモゾ 竜華「…んっ…」ピクッ 京太郎「あ…すいません」 竜華「ん…うん…大丈夫…」 竜華(ちょ…ちょっと…冷静になったら…ア…アカンやん!) 竜華(お…男の子とこんな狭い場所に二人きりなんて…その…) 京太郎「ふぅー。監督帰りませんね…」 竜華(か…かかか…か…顔近いし…!)/// 京太郎「部長?」 竜華「な…なんでもないです…」/// 京太郎(…なんで敬語…?) 竜華「…っ!足痺れた…」 京太郎「えっ!?」 竜華「ごめっ…立ってるの…辛…」フラッ 京太郎「うわ!?部長!?」ガシッ 竜華「ちょ…ちょっと…寄っ掛からせてーな…須賀君…」ウルウル 京太郎「俺は…い…いいですけど…」 竜華「んんっ…!」ピリピリ 竜華「す…すがく…あ…あんま太股…触らんといて…痺れてまう…」 京太郎「す…すみません!さっきのでちょっと右手がその位置に行ってしまって…!どかしますから!」モゾ 竜華「んんんっ!や…やめ…し…しびれ…っ…」 京太郎「すみません!すみません!」 竜華「…んっ…」ガタッ ガタッ 雅枝「!?」 雅枝「な…なんや…!?ロッカー…?」 京太郎(ヤバいヤバいヤバい…!) 竜華「ご…ごめん須賀君…!ウチが足痺れてなけりゃ今倒れへんかったのに!」フニュ 京太郎(…部長が倒れて来たから…その…あたってる…。……………) 竜華「と…とりあえず今は動かへんようにするから…。監督来てまうし…」 京太郎「そうですね。動かないようにしましょう」キリッ 雅枝「…ポ…ポルターガイスト…?」 雅枝「…ロ…ロッカーとか…そう言う金属製のものには…熱膨張とか…磁場とか…そういう要素がかかりやすいから…その…ポルターガイストも殆ど科学的に証明できて…」ブツブツ オドオド 京太郎(こ…怖がってるだけか…助かったぁ…) 竜華「ご…ごめ…須賀君…ちょっと起きれそうにない…から…」ギュッ 京太郎「ぶ…部長!?」 竜華「あんま動かへんように…固定させてや…」ギュッ フニュ 京太郎「…すばらっ!」 竜華「な…なんや須賀君…?」 雅枝「せ…せや!職員室で待とう!それや!書き置きでもしとけばええやろ!」 雅枝「…べ…別に怖ないけどな…!」スタスタスタ 京太郎「やった!監督帰った!じゃあ開けますね!」ガチャ 竜華「あ…!待っ…今開けたら…!」グラッ 京太郎(しまった!?部長は今足痺れてるから…!?) 京太郎「危ないっ!」ガシッ ……… …… … 京太郎「いつつ…部長…大丈夫ですか?怪我は…」 竜華「ウチは大丈夫…やけど…は…早く離れな…!」ムニュ 京太郎「名残惜しい…」 京太郎(そうですね!) 竜華「な…何言うとんのや!退くで!」/// 竜華「…んしょ…はうっ!」シビビ 京太郎「部長!?」 竜華「ごめ…須賀君…痺れてたてへん…もう少しこのまま…」フニュ 京太郎「………………すばら…」パアァァ 竜華「うわっ!?なんか昇天しとる!?須賀君ー!?須賀君!?」 fin! 番外編if【姫様と婚約したことを千里山の皆に発表】 京太郎「ただいま戻りましたー」 セーラ「おー。京太郎遅かったなー。なんかあったん?」 京太郎「え…ええ…まぁ…その…」 セーラ「?」 京太郎「と…とりあえず…あ…集まって貰えますか…?」 セーラ「ん。了解や」 ……… …… … 竜華「で?なんの用や須賀君?」 怜「ウチの睡眠時間を削ったこと…後悔するんやな…!ごごご…!」 京太郎「あー…すいません園城寺先輩…今そんな軽口返す余裕ないっす…」 怜「あ…そーなん…」 船久保「で。なんでウチらは集められたんです?」 京太郎「あー…えっと…入っていいですよ」 小蒔「し…失礼します…」 泉「?神代さん?どないしたんですか?」 京太郎「あー…えっと…先輩達にご報告がありまして…」 京太郎「あー…えーと…そのー…」 小蒔「京太郎さん…無理に言わなくても…色々落ち着いてからでいいんじゃ…」 京太郎「いや。言います。先輩達にはお世話になってるし…」 竜華「はっはーん…彼女が出来ましたー…ってドッキリやな?読めたで」 船久保「全く…簡単すぎや須賀君。こんなんすぐバレるって…」 京太郎「ち…違いますよ!」 京太郎「その…俺…!」 怜「あーあーあー。聞こえへんでー。泉ー。歌でも歌ってーやー」 怜(ホンマに彼女が出来ました!…なーんてそんな話聞きとうないって…) 泉(…恋人が出来た報告なんてされても…どんな対応すれば……) 京太郎「………俺!」 京太郎「神代小蒔さんと婚約しました!」 怜「せやからそんな報告…!………………ん?」 泉「…………………………あれ?」 竜華「……………………ドッキリの看板はどこや?」キョロキョロ セーラ「…ひ…浩子ぉ…」アワアワアワ 船久保「夢ですよ夢。うん夢」 京太郎「いや…だから…俺は…神代小蒔さんと…!」 竜華「ああああーー!聞こえへーん!」 小蒔「……………………」ダンッ! 怜「!?」 小蒔「い…いい加減にしてください!…京太郎さんは…京太郎さんは…普段お世話になっている先輩方だからこそ…一番に話すんだって…」 小蒔「皆様を信頼して…!…どれだけ勇気が必要だったと思いますか!どれだけ迷ったと思いますか!?」 小蒔「それなのにこんな…!京太郎の決意を無駄にするような…!」ジワッ 京太郎「じ…神代さん!?お…落ち着いてください!」 小蒔「だって…京太郎さんは…頑張って…決意を…」ジワッ 竜華(……アカン…) 怜(…神代さんの回りに後光が…) セーラ(なんちゅーか…自分らがきたない人間に思えてくるわ…) 船久保(人間性から勝てませんわ…) 泉(……優しい人…ですね…神代さん…) ……… …… … 小蒔「お…お恥ずかしいところを…申し訳ありません…。もう落ち着きましたので…」 セーラ「……………おめでとう京太郎」 京太郎「え?あ…はい」 セーラ「ちょっと驚いてパニックやわ…皆ー風呂行かへんー?」 竜華「…………うん…」 怜「……………………」 泉「………ついていきます…」 船久保「落ち着く…ためにも…いいですね…」 小蒔(…………………………) 小蒔(…ごめんなさい。…あなたたちが傷つく結果かもしれませんけど…。…私は誰よりも…京太郎さんのことが…好きなんです…!) ……… …… … 京太郎「行っちゃいましたね…」 小蒔「………そうですね…」 小蒔「…京太郎さんは行っちゃダメですよ。…今、…聞かれたくないでしょうから…」 京太郎「……………そうですね」 小蒔「……良かったです」ギュッ 京太郎「神代…さん…?」 小蒔「ここで「心配なので行ってきます」とか言うようだったら将来が不安でしたから…。…まぁそんな優しいところも京太郎さんらしさですけど…」 京太郎「……不安になんてさせませんよ」ギュッ 小蒔「………約束。ですからね?」 京太郎「はい。約束です。一生…幸せにしますから」ニコッ fin! 番外編if【姫様と京ちゃんで遠距離恋愛するかどっちかに移住するか相談】 京太郎「あのー…神代さん」 小蒔「……………………」 京太郎「…神代さん?」 小蒔「…はい。なんですか?」 京太郎(今の間は一体…?) 京太郎「えっと…俺達…今後どうします?」 小蒔「どう…って…?」 京太郎「遠距離…恋愛…するか、です」 小蒔「私は…基本的には鹿児島にいないと…」 京太郎「あー…じゃあ俺が…」 小蒔「ダメですよ。京太郎さん」 京太郎「え…」 小蒔「お気持ちは嬉しいですけど…こっちに来るのはダメです。ちゃんとご家族に心配をかけないようになったら…にしてください」 京太郎「……そうですね」 小蒔「…わ…私は…いくらでも…待てます…」 京太郎「……俺…は…。…会いに行っちゃうかもしれません」 小蒔「……………………」 小蒔(…そ…それは…勿論私だって会いたいです…けど…) 京太郎「…いや…。神代さんが我慢するんだ…俺が我慢出来なくてどうする!」 京太郎「あ…でも電話とメールぐらいは…」 小蒔「!はいっ!待ってます!」 小蒔「巴ちゃんに携帯電話借りなきゃ…」 京太郎「ストーーーップ!!」 小蒔「へ?」 京太郎「そうだった…神代さんは携帯持ってないんだった…」 小蒔「巴ちゃんに借りれますよ?」 京太郎「いやダメですよ。俺が電話かけると毎回巴さんに繋がるじゃないですか」 小蒔「……………あっ」 京太郎「んー…。携帯持てないんですか?」 小蒔「今まで必要がなかったので…」 京太郎「…じゃあ俺のメールアドレスと電話番号渡しておきますね…。もし携帯買ったら連絡ください」 小蒔「は…はいっ!」 京太郎「さ。じゃあこの話しはおしまいにしましょう。今は一緒にいるんですから…今を楽しみましょう」 小蒔「あっ!じゃあ私クレープ食べに行きたいですっ!」 京太郎「じゃあ行きましょうか神代さん」 小蒔「…………はい京太郎さん」 京太郎(……また…間が…) 小蒔(……………もう…) 小蒔(…は…早く…小蒔って呼んで欲しいです…)/// 京太郎「あれ?どうしました神代さん?」 小蒔「なんでもありませんー」プクーッ 京太郎「?」 fin! 番外編【泉と二人羽織】 京太郎「というわけで部活動対抗二人羽織大会があるらしい」 泉「……いや…なんですかこれ?」 京太郎「そう言われてもな…」 京太郎「とりあえずどうしようか?試しに二条が前でやってみるか?」 泉「まぁ物は試しですしね」 京太郎「んじゃちょっと失礼」 泉「試しに目の前のお水でも飲みましょう」 京太郎「えっと…これか?」 泉「そうですね。じゃあそのまま…」 京太郎(…んー…見えないのがこんなに不便だと思わなかった…) 京太郎「この辺か?」 泉「ひゃっ!?」ビクッ 京太郎「ど…どうした二条!?」バサッ 泉「そこやないですよ…あーあ…制服びしょびしょ…」 京太郎「わ…悪い…」 泉「とりあえず体操着に着替えてきます…。次は須賀君が前でいいですね」 ……… …… … 泉「…今日体操着持っててよかった…」 泉「げ。…ブラまでびしょ濡れ…。…しゃーないから取るしかないですね…」 泉(…まぁ後ろですしもう濡れることもないですし…。大丈夫ですよね) 泉「お待たせしました」 京太郎「そーいや二条の体操着姿なんて見たことなかったな。…なんか新鮮」 泉「はいはい。須賀君前で再開しますよ」 京太郎「んじゃあまた水でいいな」 泉「行きますよー」 泉(あれ…?ない?) 京太郎「すまん。ちょっと遠かったな。もうちょい前に」 泉「んくく…」ピトッ 泉(…ん…。…須賀君の背中…広い…しかも暖かい…) 京太郎「……ん?あれ?二条…?」 京太郎(この感触…?) 泉(…ぽかぽかして気持ちいい…ずっとこうしていられそうな…) 京太郎「二条ー?」 泉(…………安心する)キュッ 京太郎(…こ…この感触……や…やっぱりオモチ…!大きくないのがネックだけど…オモチはオモチ…!) 京太郎(…だがこのままじゃ二条も可哀想だな…。それにこうなるならやっぱり大きいオモチが…) 京太郎「二条!その…む…胸が…当たって…」 泉「はひゃっ!?す…すみません!」ワタワタ ゴトッ 京太郎「うわっ!?」 泉(…な…なんかコップ倒した感じ…!?) 京太郎「あちゃー。ズボンが濡れた…」 京太郎(しかも…なんか漏らしたみたいになってるよ…うわぁ…) 泉「す…すみません!すみません須賀君!」アセアセ 京太郎「いやまぁ別に…」 泉「ウ…ウチが拭きますから!」アワアワ 京太郎「に…二条!?何言って…!?」 泉「あわわわわ!?」/// 泉「違うんです!違うんです!」/// 京太郎「わかってるから!落ち着け二条!」 泉「うわぁぁぁぁ…閉じ籠りますぅぅ…」←羽織りにくるまる 京太郎(………なんか行動が可愛い) fin! 【二人羽織りリトライ】 二条「冬ですし…二人羽織りにリトライしましょう」 京太郎「半纏なんてどっから…」 泉「気にしたら負けです!行きますよ須賀君!」 京太郎「はいはい…。どこにあるんだ?」 泉「んー。まずは目の前のお餅でいいですよ」 京太郎「…え…?オモチ…!?」 京太郎「い…いいのかよ二条!?」 泉「元々食べる予定でしたし。がっちり掴んじゃてください」 京太郎「食べる予定!?自分で!?」 泉「え?別にええやろ?」 京太郎「良くないだろ!?というかどうやるんだよ!?」 泉「まぁまぁええからはようしてください。冷めるから」 京太郎「冷める!?熱が!?」 泉「そうですよ。せやからはようしてください」 京太郎「そ…そうか…本気なんだな二条…。…だったら俺も…男の見せどころだ…!行くぞ!」 京太郎「ここだっ!」モミモミ 泉「わひゃぁっ!?」 京太郎「うおりゃぁ!」サワサワ フニュフニュ 泉「~~~~~~~~!?」←声にならない 京太郎「まだまだぁ!」フニフニ 泉「きゃああああああああ!」ゴッ!ゴスッ! 京太郎「へぶっ!?」←背面頭突きから右アッパーのコンボ 京太郎「」 泉「うぅぅぅぅぅ…!」/// 泉「須賀君のアホ!スケベ!変態!え…えっち!」/// 京太郎「」 fin! 番外編【怜の体拭き】 京太郎(始まりは一通のメールだった…) from 園城寺先輩 本文 風邪引いてもうた 看病してくれへんかな…? 京太郎(なぜ俺が?部長じゃなくて?って思ったけど折角のご指名なので園城寺先輩の家へ) 京太郎(インターホンを押し…出てきたのは寝巻き姿の園城寺先輩だった) 怜「りゅーか…おおきに………ってあれ?」 京太郎「どうも」 怜「…熱のせいで竜華が須賀君に見える…」フラフラ 京太郎「間違ってないですよ先輩」 怜「………と…とりあえず上がってーな…」 京太郎(その後園城寺先輩は、なんでや?としきりに呟いたり、携帯を見ては頭に疑問符を浮かべていた) 怜「……竜華に送ったハズ…あれ?須賀君に送っとる…」 京太郎「先輩?俺は何をすれば良いですか?」 怜「ほな一日執事でも…ごほっごほっ」 怜「…あー…やっぱええわ…須賀君に風邪移したら悪いし…」 京太郎「大丈夫です!」 怜「そ…そう…?」 京太郎(ただ、園城寺先輩は俺が着く直前にお粥を食べたばかりで正直俺のやることは無かった) 怜「…………と…とりあえず…ウチは…病人らしく寝るわ…」 京太郎「わかりました」 怜「……寝てる間に変なことせん…ごほっごほっ!」 京太郎「あー…。早く寝てください。そんで早く風邪治してみんなで麻雀打ちましょう!」 怜「はーい…お休み…」 京太郎(園城寺先輩が寝息をたててゆっくりと眠っている間、俺はと言うと…特にすることもないので規則的に動く園城寺先輩の顔をゆっくり見てたり…あとたまに冷えピタを変えたり…) 京太郎(…………さて。問題はここからだ…) 京太郎(すーすーと寝息をたてていた園城寺先輩が少し苦しそうにしているのに気がついた) 京太郎(高熱でうなされているのだろうか?…とりあえず顔の汗を拭いてみる) 京太郎(…すると園城寺先輩は目を覚ました) 怜「……………ぅ」 京太郎「あ、起こしちゃいました?」 怜「……ちゃう…なんか寝苦しくて…うわ…汗びっちょりや…」 怜「うー…お風呂入りたい…」 京太郎「ダメですからね?」 怜「うー…でも気持ち悪い…」ムズムズ 京太郎「じゃあ体拭きますよ。流石にお風呂には入れませんから」 京太郎(俺は特に何も考えず、善意でそう言った。…それを聞いた園城寺先輩は真っ赤になってしまった。…なんでだ?) 怜「え…えと…えと…!?」カァァ 怜(ど…どないしよ!?アカンやろ!普通アカンやろ!?…………あ。でも…背中届かへんわ…) 怜「じゃ…じゃあ…お願い…します…」/// 怜「……は…恥ずかしいから…あまり見んといて…」/// 京太郎(さて。今現在俺の目の前には寝巻きを上を脱いだ園城寺先輩。…白い背中が凄く綺麗だ…) 京太郎「そ…それじゃ始めますよ…?」ソッ 怜「んっ」ピクッ 怜(…せ…背中やから…なんか…いきなり触られるとビクッでなるわ…) 京太郎「先輩…肌すべすべですね…」 怜「い…言わんでええて…」/// 京太郎「じゃあ拭いていきますね」ススス 怜「!?」ゾクゾクッ 京太郎「す…すいません!俺今何かしました!?」 怜「んーん…ただ背筋ゾクッてなっただけや…」 京太郎「き…気を付けます…」 ……… …… … 京太郎「大体背中は終わりましたよ」 怜「あ…ありがとうございました…」/// 京太郎「あとはどうします?」 怜「あとは自分で…」ブルブル 怜「さ…寒い…」バッ 京太郎「あっ!?先輩…寒いからって布団に入ったら…!」 怜「…………汗かいた…」 京太郎「あー…」 怜「わかった…!発想の転換…。須賀君ちょっと隣に横になってや」 京太郎「はい?」 怜「で…ウチは布団を被って…完成や。どや?」 京太郎「まぁこれなら寒くないですしいいんじゃないですか?」 京太郎(…添い寝してるみたい…とか…一つの布団で一緒に寝てるみたい…とは言わないでおこう…) 怜(…冷静になったら…なんか凄い状況やな…) 怜(す…須賀君が同じ布団の上におるし…か…体拭かれとるし…)/// 怜(…風邪引いとるけど…この時間がもっと続けば…)/// 怜ママ「ただいまー」 怜(…!?アカン!) 怜「ちょ…!須賀君隠れて!」 京太郎「えっ!?でもどこに!?」 怜「ここでええから!じっとしとって!」バサッ 怜ママ「怜ー?大丈夫ー?」ガチャ 怜「ん…んー…大丈夫…」 京太郎(………お…園城寺先輩!?マズイですって!なんで掛け布団の中に入れるんですか!) 怜ママ「あっ…せやせや。アイス冷蔵庫入れとくさかい、好きな時に食べーや」 怜「う…うん…」 京太郎(…というか園城寺先輩…上は何も着てないんじゃ…!?…て…てことは…) 怜ママ「………怜…アンタいつの間にそんな大きくなったんや…?」 怜「せ…成長期…とか…」 怜(流石に須賀君が中にいますとは言えへん…) 京太郎(…ま…マズイって!?ここにいたら…その…オモチ…が丸見え…じゃ…)カァァ 京太郎(いや願ってもないことだけど!すばらだけど!流石にマズイって!)モゾモゾ 怜「んっ!」ピクッ 怜ママ「…どないしたん?」 怜「…さ…寒くて…震えた…とか…」/// 怜「と…とりあえず移ったらアカンからリビングでゆっくりしとって!」 怜ママ「はーい」ガチャ 怜「…ふ…ふぅー…脅威は去った…」 京太郎「……………………」 怜「もうええで須賀君」バサー 怜「ってなんでそんな目を瞑って…」 怜「………ってウチはだ……!?」/// 京太郎「な…何も…見てません!見てませんから!」/// 怜「~~~!?」/// ……… …… … 怜「…………………」プクーッ 京太郎「…すみません…」 怜「……………まぁ…悪いのウチやし…」 京太郎「………掛け布団のなかで思ったんですけど」 怜「?」 京太郎「園城寺先輩…肌柔らかいですね。…ちょっとぷにぷにしていいですか。二の腕とか」 怜「え」 京太郎「冗談です」 怜「………そういや…前に「長年連れ添った妻が亡くなるのを看取る寸劇」やったなぁ」 京太郎「あー…そうですね」 怜「なんか今と似とらへん?」 京太郎「縁起でもない…」 怜「…看病してくれてありがとう…」 京太郎「…怜が辛い思いしてるんだ…そばにいるよ」 怜「…大好きやで」 京太郎「…俺もだ…怜」 怜「……………………」 京太郎「………………………」 怜・京太郎(…ノリでやってみたけど…恥ずかしい…!)/// 怜ママ「怜ー。そういや昨日の…」ガチャ 怜「あ」 京太郎「え?」 怜ママ「」 怜ママ(……男子。…見つめあってる…。…風邪…看病…) 怜ママ(……………………) 怜ママ「………………」ニコッ 怜ママ「お邪魔しました…ごゆっくり。…赤飯赤飯…」ソソソ 怜「ちゃ…ちゃう!何勘違いしとんねん!」/// fin! ちなみにその日の夕飯を京太郎はご馳走になりましたとさ。 【怜の体拭き】【布団に潜った所からエロ展開になるif】 怜「……ふぅー…脅威は去ったわ…須賀君?もう大丈夫やで」 京太郎「………………園城寺先輩」ギュッ 怜「えっ!?ちょっ…何!?」 京太郎「…俺…もう我慢出来ませんよ」 怜「え…な…何が…んむっ…ん…ちゅ…」 怜「…ぷはっ…い…いきなり…な…何を…!?」/// 京太郎「園城寺先輩……いや…怜…」 怜「す…すがく…?」 京太郎「…ちょっとでも俺のことが好きなら…このままじっとしててください」 怜「す…好きって…そ…そんな…」/// 京太郎「んっ…ちゅっ」 怜「…ん…む…ちゅ…はっ…ちゅ…んんっ…」/// 怜「ぷはっ…はぁ…はぁ…はぁ…。…ファ…ファーストキス…なんやで…?」/// 京太郎「俺だってそうですよ」 怜「…ぅ…」/// 京太郎「……怜。…大好きだ…」チュッ 怜「ん………。…ウ…ウチも…須賀君のことが…」/// 京太郎「怜……いいか…?」 怜「須賀く……ううん…京ちゃん……きて…」/// 京太郎「………怜…凄く綺麗だ…」 怜「あ…あんま…見んといて…は…恥ずかしい…から…」/// 京太郎「……いくぞ…?」 怜「いいよ…ウチの全部…京ちゃんに…あげる…からっ…」/// 京太郎「……!怜っ!」 和「そ…そういうエッチなのは…い…いけないと…思います!」/// 和「き…きんぐ…くりむぞん…です…!」 怜「はぁー…はぁー…はぁー…」 京太郎「と…怜…」ギュッ 怜「…ウチ…今………すっごく…幸せや…」ギュッ 京太郎「………俺も…」スッ ちゅっ fin!